【wrwrd】転校生は知らない【学パロ】 (ページ22)

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Aside

朝から声を掛けられてどうなるかとひやひやしたがその後は何も無くお昼になった

マスクを外したくないがご飯を食べるには外さなければならないので体育館倉庫よこにひっそりとあるベンチへ行き誰もいないことを確認して食べる
ここは春休みに見つけた人目に付きにくい場所

ぼーっと空を眺めながら食べていると倉庫裏から物音が聞こえた

急いでマスクを戻し見ているとゾムが出てきた

zm「やーっと見っけたわw」
『そんなとこで何してんの？』
zm「今日1回も話してへんしAと飯食おと思ったらおらんかったし探してた。」
『チャイムなった瞬間すぐ教室出ていってなかった？』
zm「購買行ってたからなー。そんなことより一緒に飯食おうや！」
『いいけどここで食べてること…「他のやつには秘密にするから！」…はい。』

再度周りを確認してマスクを外す

隣に座ったゾムと一瞬目が合う
しかしその目はすぐに私のお弁当へと移った

あまりにもじーっと見ているから聞いてみた

『…食べたいの？』
zm「その卵焼き美味そう…。」
『1つ食べる？』

そういうとゾムはコクコクと頷いた

だがここでひとつ問題がある

ゾムは購買でパンを買ったから箸を持っていない

『箸ないよね？私の箸使う？』

正直、間接キスなど気にしないが周りのファンに知られた時が1番怖い

そんなことを思っているとゾムは口を開けて待っている

(あーなるほどね？)

箸で卵焼きを掴みゾムの口へ入れた