【wrwrd】転校生は知らない【学パロ】 (ページ18)

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Aside

───登校2日目

今日は春休み明けのテストがあるらしくそれが終われば午前中には帰宅できる

(今日は用事もないしさっさと帰れる)

私はさっさと朝食を済ませ、学校へ向かった

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はやく着いた学校には人はほぼおらず教室は私1人だけだった

一応勉強でもしようと英語の単語帳を開ける

春休み明けのテストは教科が少なく国数英の3科目だけだったためやることはあまりない

パラパラと見ていると外が騒がしくなっていく
何かと思い窓の方に目をやると女子がたくさんいて真ん中には生徒会長を含む男子が数人いた

(あー、アイドル的存在って言ってたな…。)

大変そうだなとだけ思い、音を遮るためにイヤホンをつける

続きをやろうと机に向かうと私の机で頬杖をつきフードを被るゾムがいた

『…？お、おはよ。』
zm「おはよー。」
『え、なにしてんの？』
zm「ずっと外見てるし気づいてなかったから待ってた。」
『あ、ごめん。というかなんで1人だけここにいんの？あそこにいるの生徒会の人じゃないの？』

そう言って外を指す

zm「せやで？別に一緒に登校するとかルールないし。」
『でも女子は生徒会の人たちに会いたくてあそこにいるんじゃないの？』
zm「さぁ？俺は興味ないし。」

昨日も思ったが今、確信に近いなにかを感じた

『なぁ、もしかしてやけど…女子苦手だったりする？』
zm「…お前…ほんまよう気づくな。間違いではないけど。」

ゾムは自分の席に戻った

フードを被っているから顔はほとんど見えていない
だが話し方や返事を聞けばなんとなくそんな気がした

『たまたまやって。…じゃあなんで私と話すの？女の子らしさはあんまりないけどこれでも一応女やで？』

ゾムがなにか言おうとすると女子たちがちらほらと入ってきた

A子「ゾムくん早いね！おはよう！」
B美「ゾムくんおはよ〜！」
zm「…おはよ。」

それだけ言うと彼は机に顔を伏せて寝たフリをしだした