【wrwrd】転校生は知らない【学パロ】 (ページ17)

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rbrside

もう会議10分前だ

入学式が終わってそのまま生徒会室に戻ってきたこともありメンバーは1人を除いて揃っていた

(ゾム遅いなぁ…)

gr「誰かゾムから連絡きてるか？」
ut「俺はきてへんなー。」
kn「俺もや。」
sha「俺もー。」

他のやつらも首を横に振るばかりでゾムからの連絡はない

os「珍しいめう。いつもなら女子に絡まれるのだるいとかですぐ来るのに…。」
ht「案内ってそんなに時間かかるもんなのか？」

転校生は女子だったはず
女子を好まないゾムが遅いとなると流石に心配になってくる

rbr「…俺、ゾム探してくるわ。」

そう言い残し生徒会室を出た

生徒会と1年生しかいない校内からゾムを探すのに時間はかからなかった

廊下からゾムとさっきの転校生の声がする

相手は女子のはずなのにゾムの声は優しく、話し方も心做しかいつもの冷たさはなかった

rbr「ゾムー？」

呼ぶと少し不機嫌そうにこちらを向いた

話すとどうやら忘れていたらしく手を振るゾムを連れて生徒会室へと歩いた

俺は気になったことを直接聞いてみることにした

rbr「女子苦手やのにずいぶんと転校生と仲良さげやったやん。名前呼びまでしてたけどどうしたん？珍しいやん。」

聞くとゾムは嬉しそうに笑った

zm「珍しいやろ？俺でも思うもん。」
rbr「なんでなん？」
zm「んー…なんでやろ。なんか他とは違う気がした。」

他とは違うってなんやねん、一緒やろ

考えていると生徒会室まで来ていた

zm「他の奴らに言うなよ？あいつら知ったら絶対うるさくしよるから。」
rbr「おう。」

結局理解できないまま会議は始まった