【wrwrd】転校生は知らない【学パロ】 (ページ16)

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zmside

(え…は…？めっちゃ可愛ええやん。)

しかし可愛いなんていうのは恥ずかしく平然を装った

zm「…綺麗な顔してるやん。隠すん勿体ないで？」
『いや、全然綺麗な顔してへんて。私より可愛い子なんてこの学校には山ほどおるやん。誰にでも言ってたら信じて貰えんなるで？』

俺は大先生みたいにそんな軽々しく女を褒めることなんてない

zm「むしろ誰にも言ったことないねんけどなぁ…。今日会っていきなり言われてもお世辞と思われるか。」
『まあね。』

返事を返すとAはマスクを戻そうとしていた
何かを言うよりも前に咄嗟に腕を掴んでしまっていた

(あっ…)

『…？なに？』

慌てて言い訳を考える

zm「今日ぐらい外しとこうや。人もおらんし。」
『えー、…今日だけやで？』
zm「やっt『でも、人がきたら戻すけどね。』…おけ。」
『じゃあ次はそっちの番ね。』
zm「生徒会について、やな。」
『うん。全部教えてくれたら嬉しいけど無理に全部言わなくてもいいから。』
zm「ん。」

約束を守るため生徒会について教えた
全ては言えないがそれでも出来るだけ話した
何故こんなにも彼女を信用できるのか自分でも分からないが大丈夫だと思えた

rbr「ゾムー？」

(タイミング悪っ…)

彼女はすぐにマスクを戻しロボロを見る

(まだ見てたかったなー…)

どうしてこんな気持ちになるのだろう

気づいたらロボロは目の前に来ていた

zm「なんやねんホビット。」
rbr「ホビットちゃうわ！！会議始まんぞ。」
zm「あ…忘れてた。」

話すのが楽しくて完全に忘れていた

rbr「転校生さん、ごめんやけどゾム借りてくな。」
『大丈夫です。』
zm「Aごめんなー、また明日な。」
『気にせんといて、また明日ね。』

そういうと手を振ってくれた
俺は嬉しくて手を振り返した

明日が楽しみなんて最近なかったのに、今日は早く明日になればいいのになんて思えた