【wrwrd】転校生は知らない【学パロ】 (ページ11)

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Aside

生徒会長は簡単に話をして生徒会席へ戻って行った

(あの人この学校の生徒会長やったんか。)

彼の降りた壇上を見ていると後ろから声をかけられた

tn「君が転校生やな？」

後ろに振り向くといい感じに焼けた肌に整えられた髪、生徒会長と同じく赤い目をした背の高い人が立っていた

『はい、そうです。』
tn「もうちょいしたら紹介するから俺についてきてくれるか？」
『わかりました。』

私も立ち上がり後ろを追いかける

ついて行くと着いた先では背の低い桃色の目をした人が司会をしている

rbr「これで伝達表彰を終わります。続いて転校生を紹介します。」

そういうとマイクを渡される

流れは聞いているので普通に自己紹介をした

『初めまして、□○高校から転校生してきました。Aです。これからよろしくお願いします。』

手短に挨拶を終えそのまま司会が続ける

rbr「ありがとうございます。Aさんは2年生です。みなさん是非仲良くしてあげてください。」

(まあ仲良くなれるとも思ってへんけどな。)

.
.
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始業式は終わり生徒が退場していく

女子たちが生徒会のほうに手を振ったりしている中ずっと生徒会の近くにいるのは気まずく私も教室へ戻ろうとした

が、肩を掴まれる
何事かと思い見るとゾムが肩を掴んでいた

zm「なぁ、なんでマスクしてんの？」
『ゾムさんに教えたらなにかいい事でも起こるんですか？』

式ということもあったのか、フードをしていない彼は黄緑色の目を見開いた

zm「え、なんで俺の名前知ってるん？」
『隣の席なのでクラスの方と話している時名前が聞こえたんです。突然すいません。』
zm「全然ええんやけどびっくりしたわww」
『私もそんなに驚くと思ってなかったですw』

初めて話したはずのゾムとは少し打ち解けられたのかお互い顔を見合わせて笑っていた