六話 ページ8
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「そ、それは、中の状況が分からなかったし、中にどんな個性を持ったやつがいるか分からなかったから...
それに、今だってその子を助けようと...」
「そんな言い訳聞きたくもない！！今だってそこの人以外私の家族の傷が治ってることにも気づいてなかった癖に偉そうなこと言わないでよ！！」
「「「！？」」」
周りにいたプロヒーロー達は傷が治っているのに気づいていなかったみたいだった。
「...さっき私が個性で傷を治したから、今も家族は生きてる。
...ねぇ、私が傷を治せるような個性だったからよかったけど、もしそんな個性じゃなかったらどうするつもりだったの？
見殺しにする？それとも間に合わなくて誠に遺憾ですとか言うつもり？...冗談じゃない...！！
...どうして、あなた達はいつもそうなの...？
助けてほしい時に助けを求めても助けてくれない癖に...！！
どうしていつも全てが終わった後にのうのうとやってこれるの？
...私には理解できない」
この場にいるプロヒーロー達は何も言葉を返せなかった。
俺もその内の一人だった。
だが、この子があまりにもあいつと似ていたから、あいつが苦しんで泣いているように見えたから、
「...遅くなって、悪かったな」
...そんな顔をさせたくなかったから、無意識の内に頭を撫でていた。
「...ぇ...？もしかして...ぉ、おn「A！！」...炭治郎...？どうしてここに...」
お...？何を言いかけたんだ？
「俺はAの悲鳴が聞こえたから駆けつけたんだが...
...Aの個性で治してくれたのか？」
「う、うん。鬼が、鬼舞辻が現れて、私、何にもできなくて...」
このA...という少女はまたポロポロと涙を流した。
「ごめんねぇ...！炭治郎ごめん...！私あいつに何にもできなかった...！」
「A落ち着け！！
...Aのお陰でみんな死んでいないんだ。それでいいじゃないか！！」
「...うん...でも、禰豆子が、また前と同じようになっちゃって...」
「！そう、か。大丈夫だ！前と同じようにまた元に戻せばいい！落ち込むことは無い！！」
「...そう、だね」
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桜 - 猫築かなめさん» 返信遅くなってすみません！それはわざとです。マスコミ→マスコミ+ゴミ→マスゴミって感じです。分かりにくくてすみません！！ (2020年7月25日 14時) (
レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 十四話マスコミがマスゴミになってますよ (2020年6月27日 17時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - さんいちが・改さん、コメントありがとうございます！！泣けるくらい感動ものにできましたかね？そうなってたらうれしいです！！更新頑張りますね！ (2020年6月22日 13時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
桜 - シバさん» ありがとうございます！！更新頑張りますね！！ (2020年6月22日 13時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
さんいちが・改 - うぅ…泣いてしまった。面白い作品をありがとうございます。更新頑張ってください。 (2020年6月21日 22時) (レス) id: d344c61285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年6月14日 20時
