三十二話 ページ34
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山田とお兄ちゃんとAはその後一緒にゲームをしたりして遊んでいたが、大体山田が負けて終わっていた。
それから色々と楽しく過ごしていたが、もう時間が来てしまった。
山田は少し騒がしいけど、明るい性格で優しいからお兄ちゃんも何だかんだ言いながらも一緒にいるんだと思う。
多分この人ならAが死んじゃってお兄ちゃんが悲しんでもきっと励ましてくれる。
「んじゃ、俺はもう家帰るぜ！今日はめっちゃ楽しかった！妹ちゃんまたな〜！！」
...またな、か...
「...はい。今日はありがとうございました！！凄く楽しかったです！！」
本当に楽しかった。まだ楽しんでいたかった。
またこうやって楽しく過ごせればいいけどな...
山田は家の外に出ようと、ドアを開けた。
「は？めっちゃ雨降ってんじゃねぇか！！俺傘とか持ってねぇぞ！？」
「...だったら、今日は家に泊まっていったらどうですか？」
「「...は？」」
...息ぴったり。
「...A。こいつを家に泊める必要は無いぞ」
「そ、そうだぜ！！俺は傘無しでも大丈夫だからよ！それに迷惑になるし...」
「家はAとお兄ちゃんだけで暮らしてるわけだし、服とかもお兄ちゃんと山田は大体身長一緒だから泊まるのには何にも問題は無いでしょ？大丈夫ですよ！」
...それに、もう少しだけ山田と一緒にいたいから。最後まで楽しく過ごしたい。
「......Aがそこまで言うのなら俺は別にいい」
「相澤！？お前まで何言ってんだよ！」
「お兄ちゃんもこう言ってるわけですし、いいじゃないですか！それに、Aもう少し山田と一緒に遊びたいです！」
「...分かった！そこまで言うのなら泊まってやるぜ！！」
「山田、近所迷惑だ。もっとボリューム下げろ」
「こいつはシビィだぜ！！」
「それなら早く中に入りましょう！外はもう寒いですし！」
「だな」
その後も三人で遊びまくった。
そしてその休憩として三人で飲み物を飲んで休憩することになった。
「それじゃあAが飲み物持ってくるね〜！」
「ああ。頼んだ」
...ごめんね。お兄ちゃん、山田さん。騙すような真似をして。
二人みたいな優しい人には立派なヒーローになってほしいから。
...お兄ちゃんを、巻き込むわけにはいけないから。
「はい、これお兄ちゃんの！これ山田のね」
二人にホットコーヒーを渡した。
...睡眠薬入りの。
...お兄ちゃん。Aが帰ってこれなかったら、ごめんなさい。
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桜 - 猫築かなめさん» 返信遅くなってすみません！それはわざとです。マスコミ→マスコミ+ゴミ→マスゴミって感じです。分かりにくくてすみません！！ (2020年7月25日 14時) (
レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 十四話マスコミがマスゴミになってますよ (2020年6月27日 17時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - さんいちが・改さん、コメントありがとうございます！！泣けるくらい感動ものにできましたかね？そうなってたらうれしいです！！更新頑張りますね！ (2020年6月22日 13時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
桜 - シバさん» ありがとうございます！！更新頑張りますね！！ (2020年6月22日 13時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
さんいちが・改 - うぅ…泣いてしまった。面白い作品をありがとうございます。更新頑張ってください。 (2020年6月21日 22時) (レス) id: d344c61285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年6月14日 20時
