一話 ページ3
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目を開けるといつものように神様がいた。
「今回は29歳で死んだんだね。名探偵コナンの世界でキュラソーを庇って死亡...毎回思うけど、君って絶対30歳にならずに死んでるよね...毎回思うけど、君は後悔してないの？
...まぁ、後悔が無いからここにいるんだろうけど。」
...たしかにゼロや新一に会えなくなるのは寂しいし悲しいけど、死んでしまったものは仕方がない。
「...で、次の世界だけど、今回は僕に決めさせてくれない？」
「どうして？」
「ん〜...君が今まで頑張ってきたご褒美をあげたいな〜と思って。何回も繰り返してきて疲れてるでしょ？
その代わり、原作知識をスマホで確認する権利を上げるからさ。ね？」
「...分かった。次は何の世界なの？」
そう聞くと神様は面白そうに笑みを浮かべ、
「それは秘密だよ。行ってからのお楽しみ。
まぁ、君は凄く嬉しがるんじゃないかな？
...いってらっしゃい。楽しめるといいね」
と、神様が言ったのを最後に私は意識を無くした。
その直後、ある家庭に可愛らしい女の子が産まれた。
母親と父親であろう女性と男性は嬉しそうに涙を流しあい、笑みを浮かべた。
「私達の子供に生まれてきてくれてありがとう。また、よろしくね＿＿＿＿A、炭治郎」
そう言って、母親と父親＿＿＿＿＿葵枝と炭十郎は笑いあい、少女の誕生をとても喜びあった。
それから少女はすくすくと成長し、弟や妹達が生まれてきて家族を更に愛するようになった。
小学校では女の子からは尊敬の念を、男の子からは好意の目を向けられた。
中学校では様々な人から自分のことを覚えていないかと聞かれ困惑する日々だったが、幸せに暮らしていた。
...だが、少女は忘れていた。
幸せはすぐに壊れてしまうことを＿＿＿＿
「炭治朗！！早く行きましょう！
＿＿＿今日は卒業式なんだから！！」
「そうだな！！いってきます！！」
「本当は私も行きたいんだけどね...今日は卒業式なのに...」
「いいの！お母さんはパン屋の仕事があるから仕方ないもの！私達は何も気にしてないよ！」
「...そう。ありがとう。いってらっしゃい。炭次郎、A」
「いってきま〜す！」
「...前のことを覚えていないのはAだけ...このまま、何も思い出さずに幸せになってほしいわね...」
そう言って葵枝は家に入った。
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桜 - 猫築かなめさん» 返信遅くなってすみません！それはわざとです。マスコミ→マスコミ+ゴミ→マスゴミって感じです。分かりにくくてすみません！！ (2020年7月25日 14時) (
レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 十四話マスコミがマスゴミになってますよ (2020年6月27日 17時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - さんいちが・改さん、コメントありがとうございます！！泣けるくらい感動ものにできましたかね？そうなってたらうれしいです！！更新頑張りますね！ (2020年6月22日 13時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
桜 - シバさん» ありがとうございます！！更新頑張りますね！！ (2020年6月22日 13時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
さんいちが・改 - うぅ…泣いてしまった。面白い作品をありがとうございます。更新頑張ってください。 (2020年6月21日 22時) (レス) id: d344c61285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年6月14日 20時
