十五話 ページ17
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その日の放課後、鬼殺隊とプロヒーローの同盟についての会議が行われた。
この会議には柱とお館様とあまね様が出席されている。
私が鬼殺隊ということは校長以外知らなかったのでとても驚いていた。
鬼な鬼殺隊の説明、同盟に関する条件については私が仕切り、私の経験から必ず優位にいられるように話を進めた。
同盟に関する条件は、
・鬼殺をしている時邪魔をしない。
・プロヒーローではなく、鬼殺隊の管轄の時はすぐに立ち去ってもらうこと。
・避難誘導に協力する。
・鬼殺隊や鬼に関する情報は鬼殺隊の許可無しに口外しない。
・鬼殺隊が鬼殺のために敵に関することを隠していても文句を言ったりしないこと。
・鬼殺の妨害をしないこと。
...等々、色々と有利な条件を出させてもらった。
プロヒーロー側の同盟に関する条件
・雄英生徒の護衛をする。
・鬼に関することが新たに分かればヒーローに伝えること。
...等々、プロヒーローからの要望は以外と少なかった。
「それでは、この同盟に関する書類にサインをしてください」
プロヒーローの代表として校長が、鬼殺隊の代表はもちろんお館様がサインをした。
「...これで同盟は結ばれました。くれぐれも、この条件を破らないようにお願いします。雄英以外のプロヒーローにもちゃんとこのことを伝えておいてくださいね」
「ああ！もちろんさ！」
この会話を最後に、会議は終了した。
鬼殺隊とプロヒーローの人達も席を立って会議室から去ろうとしている。
「...」
なのに、私は席を立つ気にはなれなかった。
...あの人に今度こそあの事をちゃんと話そうって思ってたのに、また何も言えないまま終わるの...？
「...Aさん？どうかしたんですか？」
「...少し、個人的に話したい人がいるんだけれどね...」
そう言って私はプレゼントマイクと話しているあの人の方を向いた。
...何か話してる途中みたいだし、やっぱり今日話すのはやめてまた明日話すことにしよう。
「だったら話しかけに行けばいいじゃないですか」
「それはそうなのだけれど...」
「なら、Aさんはその人と話したいことを話すまで帰ったら駄目です。私がみなさんに言っておくのでこのあと少し帰るのが遅くなってもいいですから」
しのぶさん...
「ありがとう。勇気が出たわ。少し行ってくるわね」
「はい」
しのぶさんがここまで言ってくれたんだからあの人に本当のことを話さないと。
...たとえあの人に何と言われようとも。
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桜 - 猫築かなめさん» 返信遅くなってすみません！それはわざとです。マスコミ→マスコミ+ゴミ→マスゴミって感じです。分かりにくくてすみません！！ (2020年7月25日 14時) (
レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 十四話マスコミがマスゴミになってますよ (2020年6月27日 17時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - さんいちが・改さん、コメントありがとうございます！！泣けるくらい感動ものにできましたかね？そうなってたらうれしいです！！更新頑張りますね！ (2020年6月22日 13時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
桜 - シバさん» ありがとうございます！！更新頑張りますね！！ (2020年6月22日 13時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
さんいちが・改 - うぅ…泣いてしまった。面白い作品をありがとうございます。更新頑張ってください。 (2020年6月21日 22時) (レス) id: d344c61285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年6月14日 20時
