*吹奏楽部女子とアルスマグナ*

第22話~宣戦布告~*タツキside &朴side ページ25

*タツキside*

タ「うっ…うっ…」

悔しい…。

さっきウィトっちが(人1)ちゃんに抱き締められていた。

(人1)ちゃんの表情が赤くなっていた事に気付き、僕は部室を飛び出し、空き教室に駆け込んだ。

タ((人1)ちゃんはウィトっちの事が好きなのかな…。)

ガラガラ!!

朴「タツキ先輩!!!」

タ「…ウィトっち!?ど、どうしたの!?」((ｺﾞｼｺﾞｼ

朴「…泣いてたんですか?」

タ「べ、別に泣いてないよ!!先に行ってて!!」

朴「…何で泣いてたんですか」

タ「…だからッ…泣いてな…ｯ」

駄目だった。我慢できなかった。

我慢していた涙が溢れて止まらない。

朴side

朴(泣いてる…タツキ先輩が…)

朴「タツキ先輩…(人1)ちゃんの事なんですよね？」

タ「……ｺｸﾝ」

朴「悲しくなるのは分かります。でもそれは(人1)の気持ちの問題ですし…。」

タ「分かってる!!分かってるけど…。…やっぱり嫉妬しちゃうの…。」

朴「そんなの僕だって同じです!!恋なんてそんなもんですよ…?」

(人1)「二人とも…どうしたんですか?こんなところで…」

二人「(人1)ちゃん…」

タ「なんでもないよ^^先に行っててくれる？」

(人1)「あ…はい。」

スタスタ

朴「…はい。今でも妬きましたし。そんなもんですよ…。」

タ「今でも妬いたの!?…まぁ、そうだよね。僕も負けずに頑張る!!」

朴「僕も頑張りますよ!!」

タ「ただ(人1)ちゃん泣かせたら許さないから!!」

朴「その言葉そっくりそのまま返しますよ〜!!!」

…負けない。この戦い。絶対に…!!

((大げs…←

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