*吹奏楽部女子とアルスマグナ*

第12話~授業中~* ページ15

ウィトっち…どうかしたのかな?

私は授業を受けている中、隣のウィトっちが気になって仕方がなかった。

(人1)(でも、何もないって言ってたよね〜…)

先生「じゃあ…この問題を…押谷!!解いてみろ。」

おい先生空気読め←

(人1)「…えっ!?ハッ…えっと…」

私は問題をみた。…が、わからない。
勉強には自信がなかった。

ど、どうしよう…。

ﾄﾝﾄﾝ

(人1)(…え?)

ウィトっちがノートを叩いて答えを教えてくれた。

(人1)「えと…x=3…です。」

先生「よし!!いいぞ!!ちゃんとついてこれてるな!!」

朴「ニコッ」

(人1)「ドキンッ…」

私はドキドキしすぎてお礼も言えなかった。

…ズルイ。どうしてそんなに優しくするの?

私…ウィトっちの事…

ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー

授業が終わり、私はウィトっちの所にいった。

(人1)「ウィトっち…あのさ!!授業のとき…ありがとう!!」

朴「え?全然いいよ!!(人1)ちゃん勉強自信ないの?」

…痛い所をつかれた。

(人1)「…うん。昔から勉強は自信なくてね…。あはは…」

朴「そうなんだ…。じゃあさ!!また今度ダンス部来てよ!!泉先輩もいるし!!勉強会しようよ!!」

(人1)「…え?でも…」

朴「いいからいいから!!おいで〜!!」

(人1)「ありが…とう…。」

嬉しい。ウィトっちは優しい。

でも、優しくしてくれるほど、胸が痛くなる。

やっぱり私…ウィトっちの事…

…好きになった?

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