第156話【無力な自分】《神嬢 麗菜》 ページ6
今回の悪怪異を倒すために初代部長の博物院が来ていた
まぁ初めて私に話し掛けてきた人間だったからね!今でもけっこう覚えている
「あ〜あ、私が幽霊じゃなきゃ手伝えたのに〜・・・」
そう、私はここで亡くなった幽霊みたいなものだ
でも力はけっこう強いので簡単には成仏とかはされない
「暇だな〜ん?・・・誰かが保健室に来てる?」
私は自分の領域である保健室に何者かが入るとその気が私に通じるようになっている
少し妖力を感じるな!多分怪異探偵部の人だろうね
少し行ってみようかな?
「っとその前に・・・」
こっそり扉を開けて妖華の確認をする
うん!もう大丈夫そうだね
何かあったら皆が助けてくれるだろうし・・・ちょっと行ってみよ
「ん?どこか行くのか?」
「紅華!えっとね〜保健室に戻るの」
「そうか」
「うん!用事があってね!終わったらまた戻ってくるよ」
「解った、部長には一応伝えておく」
「ありがと〜じゃあ行ってくるね!」
紅華と話した後、私は保健室に向かった
部室に居なかった人はけっこう居たし・・・予測は出来ないかな〜
そう思いながら歩いていると保健室に着いた
「誰かな?」
そう呟きながら保健室の扉を開けて見る
そこに居たのは将門だった
寝ているみたいだけど・・・顔色が悪い
「大丈夫・・・かな?」
彼はいつも何かを抱えてるように見える
実際1人で悩んでるのだろう
でも私にはどうする事も出来ない
そんな無力な自分が嫌いだ
「未来は・・自分で変えられるんだよ?すぐに諦めたら・・・いけないんだよ?」ボソッ
誰に聞こえるかわからない声で呟いた
彼の心に届いたら良いな
苦しそうな顔をしている将門を見ながらそう思った
第157話【無価値な僕】《鈴木 将門》→←第155話【過激】《藤崎 紅華》
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yoishi@桂じゃない、ヅラだ(プロフ) - 終わりました!! (2017年2月8日 6時) (レス) id: f918b81d30 (このIDを非表示/違反報告)
yoishi@桂じゃない、ヅラだ(プロフ) - 修正します。 (2017年2月8日 6時) (レス) id: f918b81d30 (このIDを非表示/違反報告)
アセロラゼリー(プロフ) - 明咲こよりさん» 申し訳ない!有難うございます! (2017年2月7日 23時) (レス) id: 6b17067a39 (このIDを非表示/違反報告)
明咲こより - アセロラゼリーさん» 余計なお世話だったら申し訳ないのですが、196話の人物の名前はあれで宜しいのでしょうか?余計なお世話だったらすみません… (2017年2月7日 23時) (レス) id: 67d07cb40f (このIDを非表示/違反報告)
明咲こより - 続編を作成しました!【http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Syokaii5/】です。パスは変わりません。 (2017年2月7日 21時) (レス) id: 67d07cb40f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明咲こより+他の参加者様 x他5人 | 作者ホームページ:http:/
作成日時:2017年1月22日 23時