第185話【メール】《紅夏 瑠璃》 ページ35
その頃瑠璃は職員室で先生から指導を受けていた。
「…お前は運動がちゃんと出来るんだから、勉強もやろうと思えばだな…」
「(…ながい)」
かれこれもう1時間。
ずっと説教を聞かされていた瑠璃はもう限界に近く、今にも寝そうになっていた。
すると、スマホから着信音が鳴った。
「ん?なんだ着信音か…せんせーちょっと確認させてください」
「はぁ…早くしなさい」
スマホの画面には、「泡渕 真鈴」と表示されていた。
「(真鈴?いつもならこういう時はメールしてこないのに…)」
ちなみに、こういう時とはこんな風に呼び出しを喰らっている時である。
瑠璃と真鈴は同じクラスなので、呼び出しについては真鈴は確認しているはずだ。
疑問に感じながら、瑠璃はメールを確認した。
そこには、
『緊急事態発生。
一宮さんと姫羅が殺される。
これを見た怪異探偵部部員及び七不思議は、至急白樺3丁目に急行せよ。
来なきゃ殺す。
藤崎紅華』
と書かれた部室の黒板の写真が貼り付けてあった。
「・・・先生すみません!ちょっと用事が出来たのでまた今度でお願いします!」
は!?おいまて紅夏!という声を無視して、瑠璃は職員室を飛び出した。
そのまま部室の方まで行くと、そこには準備を終えた紅華達がいた。
一緒にカバンも取ってきていたため、瑠璃も準備は万端である。
「紅華ー!私も行く!」
と言いながら、彼女は紅華達の元へ向かった。
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yoishi@桂じゃない、ヅラだ(プロフ) - 終わりました!! (2017年2月8日 6時) (レス) id: f918b81d30 (このIDを非表示/違反報告)
yoishi@桂じゃない、ヅラだ(プロフ) - 修正します。 (2017年2月8日 6時) (レス) id: f918b81d30 (このIDを非表示/違反報告)
アセロラゼリー(プロフ) - 明咲こよりさん» 申し訳ない!有難うございます! (2017年2月7日 23時) (レス) id: 6b17067a39 (このIDを非表示/違反報告)
明咲こより - アセロラゼリーさん» 余計なお世話だったら申し訳ないのですが、196話の人物の名前はあれで宜しいのでしょうか?余計なお世話だったらすみません… (2017年2月7日 23時) (レス) id: 67d07cb40f (このIDを非表示/違反報告)
明咲こより - 続編を作成しました!【http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Syokaii5/】です。パスは変わりません。 (2017年2月7日 21時) (レス) id: 67d07cb40f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明咲こより+他の参加者様 x他5人 | 作者ホームページ:http:/
作成日時:2017年1月22日 23時