第467話【薪割りの最中に】《藤崎 紅華》 ページ17
鈴木が紅華のところへ来ると、彼女達のクラスは、１日目の夜のキャンプファイアに向けて準備している最中だった。
「やあ」
「鈴木じゃないか。
どうしたんだ？」
「薪割りの最中すまないが…。
ちょっと話したいことがあって」
「わかった。
おい、ちょっと持ち場離れるから」
紅華は近くにいたクラスメイトに話しかけると、鉈を勢いよく台に叩きつけて刺した。
この行動で近くにいた人がびびったのは言うまでもない。
本人にそんなつもりは無かったのだが。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
「で？
話ってのは？」
作業場から遠く離れた木の根元で、二人は会話していた。
「八尺様についてなんだが…。
情報を仕入れてないか？」
「悪いが、荷物を置いた後、先生から今日のキャンプファイアの準備をするよう言われたからな。
今のところは何にも」
「…そうか…」
「どうかしたのか？」
鈴木は自分の考察を話した。
「なるほどな。
ま、お前の勘は嫌というほど当たるから、打ち切りってのもありだが」
紅華はそれだけ言うと、体勢を変えて鈴木に向き直り、声を落とした。
「そんなことより、天野刀夜についてなんだが…」
「どうした？」
「あの後、博物院に色々調べてもらったよ。
持明院家のクソッタレ幹部のこともあったしな。
で、詳しく調べてみたら、持明院家の奴らと電子メールでやり取りしてたから、内密にサーバーに侵入してもらったんだ」
「それで？」
「そのメールの文面に、八尺様と二羽村というワードがあった」
「つまり、天野刀夜が今回の事態を引き起こしていると？」
「分からない。
でも、もし関係あろうと無かろうと、瑠璃の奴はペチャクチャ喋ってるだろうから、相当動きづらいぞ」
「下手したら、先回りされる可能性大、か…。
ありがとう。
感謝するよ」
「今日のところは、どうする？」
「静観しよう。
焦りは禁物だ」
「わかった」
そう言って二人は別れた。
第468話【持明院家と友達】《紅夏 瑠璃》→←第466話【】《鈴木 将門》
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明咲こより - 続編作成完了です。【http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Syokaii11/】パスは同じです。予約されていた狩羽様から更新をお願い致します。 (2017年6月10日 20時) (
レス) id: 67d07cb40f (このIDを非表示/違反報告)
黒幕(プロフ) - 元北斗七星です。八尺様が終わり次第復帰(？)させていただきます。皆様更新ファイトです！ (2017年6月10日 18時) (レス) id: e0f7f805ed (このIDを非表示/違反報告)
yoishi@貴様…その刀…(プロフ) - 終わりました!!続編の制作をよろしくお願いいたします。 (2017年6月10日 17時) (レス) id: f918b81d30 (このIDを非表示/違反報告)
狩羽(プロフ) - その次に更新します。 (2017年6月10日 17時) (レス) id: 336f8f7a18 (このIDを非表示/違反報告)
yoishi@貴様…その刀…(プロフ) - 更新します!! (2017年6月10日 17時) (レス) id: f918b81d30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明咲こより+他の参加者様 x他3人 | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2017年3月29日 9時
