【鬼滅の刃】竈門家次女は今日も言えない

いちー ページ2

『と゛き゛と゛う゛く゛ん゛っ゛っ゛っ゛』



無「何？また言えなかったの？」



『そう！また言えなかったの！！』


この子は私の親友(一方的)の時透君！！


いっつも恥ずかしすぎてお兄ちゃんにお礼を言えていない私を
支えてくれている(暴言を吐いている)子だよっ！！



前世から仲が良かったんだ！！(泣)


無「何で言えないの？Aってハキハキしてるよね？」


『ハキハキしてるからって何でも言えると思うなよ！！(泣)』


無「ねぇ、チキンなの？」


『うるせぇ昆布！！٩(๑`^´๑)۶』


無「ねぇ、その絵文字ウザイ」


『そこ！？！？あだだだだだぁぁぁぁぁぁ！！』


頭が時透君に掴まれてギチギチ言ってる。


無「ほんっとに、叫び声までも可愛くないね。」


『おい今遠回しに私が可愛くないって言っただろ』


無「本当の事じゃん。」


『この14歳酷いっっっ！！』


もう！Aちゃん傷つきましたよ！！


無「というか前世より安全な場所な立ち位置なんだから早く言いなよ。
それともまた喧嘩した？」


『んなわけぇ！！前世で死ぬ時私は"ちゃんと妹するからさ"って言ったぐらいだからな！！
あーっはっはっはっはっっはぁ！！』


無「"ちゃんと妹するからさ"ってどういう事？君日本人？？」


『そこまで言われたら私は悲しいっっっ！！』


やばい。


前世の死因が童磨に吸収されたからだから、童磨の癖が移ったかも。


ふざけんな童磨死〇。


童磨「呼んだ！？」


『帰れ死〇。』


無「とりあえずさ、１回勇気出して言えばいいじゃん。お礼ってそんな恥ずかしくないよ？
てかなんで前世、痣も透き通る世界も赫刀も操れた人が、感謝の気持ちを述べれないの？」


『うっ...前世を引っ張ってくんな...まぁ、がんばってみる...
ありがと時透君！』


無「ねぇちょっと！！」


『what？』


無「無駄に発音いいねじゃなくて、『でしょ？』おい。」


『ごめん』


無「さっき僕にお礼言えてたよね？」


『あ、ほんとだ。』


無「なんで言えないの...(頭抱え)
あ、自然な流れで言ったらAも言えるんじゃない？」


『それだぁ！！ありがと時透君！！』


無「はぁ...嵐みたいだったな...」


やっぱり時透君は私の親友だっ！！！

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