その446by歌詞無 ページ32
prrr……
霞｢う"ぇあ！？｣
蘆笙｢……霞｣
霞｢電話出ますね〜｣
教室を出てスマホを見るとリーダー。
霞｢珍し。｣
と言って外へ出た。
霞｢もしも〜し｣
《仕事だ。》
霞｢はいはいな〜｣
《暗殺になるが》
霞｢……殺したくない｣
《わがままは言ってられないぞ》
霞｢……ターゲットは？｣
《グルッペン･フューラーとヘルドクターくられの2人だ》
霞｢………嘘やん………｣
＿＿いつか来るとは思ってたけど今……！？
霞｢絶対に殺さない｣
《そう言うと思った。
知り合いなのは知っている。
今回の任務で殺せなかったらお前をチームから外そうと考えている》
霞｢……………わかった……………｣
通話を切ってスマホをポケットにしまう。
霞｢クソが｣
力いっぱい壁を殴って校舎の中へ。
休み時間に光や琉華琉那に説明する。
光｢大変じゃんか｣
琉華｢嫌なら別にいいと思うけどな｣
琉那｢無理する必要は無いからね｣
霞｢組織にとって害になる実験・研究をしてたくられ先生
その実験・研究の機材や素材を与えてたグルさん
はあぁ……｣
くられ先生｢どうしたのため息なんかついちゃって｣
4人｢うわあああああぁぁぁぁぁッ！？！？！？｣
くられ先生｢なになに？｣
霞｢いつから！？｣
くられ先生｢ため息から｣
＿＿聞かれてない……のか？
くられ先生｢第2理科室に移動になったってみんなに伝えてくれる？｣
霞｢了解〜行こうみんな｣
光｢だる〜い｣
琉華｢早く行こ〜｣
琉那｢ちゃっちゃと行こちゃっちゃと｣
そそくさと逃げるようにその場を去った。
＿＿組織にとって害になるなら殺さなきゃいけない
＿＿殺さなきゃチームから信頼を失う。私は裏切り者
＿＿殺せば我々だから信頼を失う。やっぱり私は裏切り者
＿＿どうすればいいの……？
＿＿私はどうすべきなの……？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：理想郷project製作委員会 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2019年12月27日 19時
