その441by歌詞無 ページ27
トントン｢ええか？剣っちゅうのは慣れてへんのに2振りで扱うもんとちゃう。｣
霞｢ふむふむ｣
トントン｢まずは一刀流から練習しぃや。
ほれ、竹刀。｣
霞｢……軽くない？｣
トントン｢そうか？初心者向けやから手頃やで？
ほんなら……こっちはどや？｣
と、手渡された竹刀を投げると空中で一回転する。
そして難なくキャッチする。
霞｢うん。これがいい。｣
トントン｢ホンマかいな？鉛の竹刀やねんで？｣
霞｢これで何するの？素振り？｣
トントン｢せやな。まずは無難に素振りやな。
手始めに500回からな。｣
霞｢ごひゃっ……！？｣
トントン｢ん？(威圧)｣←
霞｢やらせて頂きます！！｣←
大人しく500回素振りしました。
その後、二本で500回やりました。
霞｢次は？｣
トントン｢さっきの刀持ってみ。｣
霞｢あい。｣
と、アヌビス神とテオを握る。
トントン｢俺から一本取ってみ。｣
霞｢えっ……実物で？｣
トントン｢何か問題あるか？｣
霞｢……やったる！！｣
構える。
トントン｢初め！！｣
トントンの声と同時に走り出す。
＿＿鉛振り回してたからアホみたいに体が軽い…！！
霞｢そい！！｣
アヌビス神を前に突きだす。
普通なら当たる距離。
トントン｢甘いで！！｣
トントンは難なくかわした。
霞｢えぇ！？｣
トントン｢油断したな！！そこや！！｣
トントンが振り被った剣がまっすぐ肩に降りてくる。
思い切り目を瞑る。
鋭い痛みが肩に走る。
霞｢い"っ……！！｣
トントン｢ッ…！？｣
多分寸止めの軌道だったんだろうけど、私が動きを止めたことが想定外で、思いっ切り当たった。←
つまり自業自得。←
トントン｢大丈夫か！？まさか当たるとは……すぐに手当せな……！！｣
霞｢あ、大丈夫。すぐ塞がるから。｣
肩を抑えながらトントンを止める。
トントン｢……は？｣
霞｢私メデューサの血が流れててさ。
半不老不死なんだよね。｣
傷口から黒い蛇が出てきて傷を治している。
霞｢ほら、塞がった。｣
手を離すと服の穴はそのままで肌が露出された状態に。
トントン｢……ホンマや……｣
霞｢……にしても一本取れなかったな〜残念〜｣
＿＿まぁ剣の扱いはマスターしたし、良しとしよう。
穴の空いた服はオーバーヘブンで直した。
その後、おやつとお茶をご馳走になって帰宅。
霞｢疲れた〜寝る〜｣
咲夜｢夕食はどうなさいますか？｣
霞｢いらな〜い｣
咲夜｢かしこまりました。｣
自室に入るなり2振りを机に置いてベッドにダイブして寝た。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：理想郷project製作委員会 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2019年12月27日 19時
