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『よいしょっ』
とりあえず必要そうなもの全般を抱えて隣の部屋へ移動する
いや〜重いな〜
ｺﾝｺﾝｯ
軽いノックの音があたり一面に響く
まあ私と福良さんしかいないからね。(みんな授業やなんやらお出かけ中！)
福「はぁ〜い、ど〜ぞ」
中から呑気な福良さんの声が聞こえてきた
ドアを開けて入ると、大量の本が目に止まった
本棚には編集の本、クイズの本、数学の参考書などさまざまなジャンルのものが立てかけてあった
努力家なんだな…ふくらさん
小さなちゃぶ台が真ん中に一つ
そこに参考書や色々起き私の横に福良さんがいる
福「んじゃ、やろうか！まずわかんないところを教えて。」
『えっと…ここが…』
順々に福良さんに説明していく。上手く説明できているか怪しいけど…
福「ここに代入すると〜になるでしょ…からここに移行させて…」
いや福良さん、、
めっっっっっっちゃわかりやすいんだが！？…人に教えるのうますぎない！？
福「わかった？」
『はい！ありがとうございます！』
福「じゃあ演習もここでやってきなよ！俺も隣で別のことやってるし！」
ということで演習までやらせていただくことになりました
カリカリというシャーペンが擦れる音しかないこの空間。
驚くほどにペンが進む
出来るって…こんなに楽しいんだ！！
『…やっぱり、数学って楽しいな…』
心の声が漏れてしまっていた
あっ
福「！！でしょ！ってもうできたの！？」
『楽しかったもんで…あはは』
福「せっかくだし、俺が丸付けしちゃうね」
私が描いたノートを回収し、丸をつけ始める
カシュ、カシュ、…
カシュ…
福「すごい！全部あってる。おめでとう！」
『えへ、ありがとうございます！福良さんの教え方がうまかっただけですよ！』
ふと自分のノートへ目線を落とすと丸の羅列が…
私ってこんなにできたんだ。
癖で手を広げる
福良さんもそれに近づいて二人でハグをした
ぎゅ〜
ハグしてる途中に福良さんが慌て出した
福「！？っああ、ごめん！俺上手くいくと抱きつき癖があって…///」
福「女性にこんなことしちゃった…//ごめん」
すごい勢いで謝ってきたのだが…
あれっ一回寝ぼけて抱きついてきましたよね？？？
律儀な方だな
『なんも思ってないですよ！私からやったし。』
福良さんはほっとした顔笑った。
そして二人の笑い声があたりに広がった
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野桜いちご - 水🫧🔮🎨さん» コメントありがとうございます😭本当に嬉しいです！！すごく元気が出ます💪これからも頑張ります！応援よろしくお願いします🙇 (4月7日 19時) (
レス) id: c3f43ac855 (このIDを非表示/違反報告)
水🫧🔮🎨 - いちごさんのこの小説めっちゃ好きです！まさにこうゆう小説が見たかったです、！これからも頑張ってください！！！ (4月7日 17時) (レス) @page47 id: da12883bf5 (このIDを非表示/違反報告)
まあや - リクエストに応えていただきありがとうございます！めちゃめちゃ良かったです！お兄ちゃんしてるのが自然だけど、主人公ちゃんに甘えられるときは甘えられるのがサイコーです！これからも応援してます！！楽しみにしてまーす(*´罒`*) (2月25日 22時) (レス) @page34 id: 40b9c48432 (このIDを非表示/違反報告)
野桜 いちご - まあやさん» リクエスト了解しました！いつも見てくださりありがとうございます！これからもぼちぼち更新していくので宜しくお願いします🙏 (1月8日 10時) (レス) id: c3f43ac855 (このIDを非表示/違反報告)
まあや - 初めまして！いつも楽しく拝見しております！とってもふわっとしているリクエストなんですけども、sgiさんがお兄ちゃんなところをみてみたいです！みなさんのお兄さんな感じと主人公ちゃんだけにみせる顔もあったりすると嬉しいです。よろしければお願いします！m(_ _)m (1月8日 9時) (レス) id: 40b9c48432 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野桜 いちご | 作成日時：2023年9月2日 7時
