続 ページ15
Aは,ずっと俺を笑わせたかったのだ｡今までの突飛な行動も全てその為｡
キラーはなんだかいたたまれなくなって,視線をAに合わせていたのを下へと標準を変えた｡
｢……俺を"笑わせたい"か…だがなんでキッドの格好をしているんだ？見付かったら相当めんどくさいだろうに｣
｢それは…その……キラーさんはキッド船長の前だと笑うって…｣
｢っ……｣
確かに,キッドの前では笑ったことがある｡何度も｡昔っからずっと一緒にいた親友だからだ｡でもAは旅の途中で出会った仲間だ｡その時既にキラーは仮面をつけて笑わなくなっていた｡
でも今は……
｢A…俺は｣
｢テメェェェェ!!俺の服返しやがれェっ!!!｣
｢｢!!｣｣
キラーが話を切り出したらキッドが鬼の形相で走ってこちらに迫ってきていた｡Aがキッドの服を借りていたことがバレたのだ｡
即座にAはその場から離れようとキッドから逃げようと反対方向へ走り出した｡
｢オイ,ゴラA！覚悟はできてんだろうなァ!??｣
｢ひぇぇぇっ！ごめんなさいこれには山よりも高く谷よりも深い事情が〜!!｣
｢ンなもん知るかァっ!!!｣
二人が船内で鬼ごっこをして走り回ってる｡普段ならば副船長の立場として二人を窘めなければいけないがキラーの心は今はそんなことよりもっと軽い感情でいっぱいだった｡
｢ファッファッファッ！なにやってるんだオマエ等…！｣
途端,Aは振り返った｡そして,仮面の上からでもわかるような明るい雰囲気のキラーを見て,Aは至極嬉しそうに笑った｡
大好きな君に,笑っていてほしいから
なぁキラー｡コイツはきっと,テメェのことを笑わねぇよ
Aも俺も,俺が船に乗せると選んだ奴も,全員テメェと笑いてぇ奴しかいねぇからな
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インク - リクエストです！ロシナンテをお願いします。これからも体調に気をつけて頑張ってください！長文失礼しました！ (7月12日 22時) (
レス) id: a2f12395c4 (このIDを非表示/違反報告)
Syara(プロフ) - 緋歌梨さん» ありがとうございます！頑張ります!! (2023年1月19日 13時) (レス) id: ebcd0fa8e6 (このIDを非表示/違反報告)
緋歌梨(プロフ) - Syaraさん» 大丈夫ですよ！！更新ファイトです💪 (2023年1月19日 13時) (レス) id: be71c26f4d (このIDを非表示/違反報告)
Syara(プロフ) - 緋歌梨さん» ご指摘ありがとうございます！書き換えておきますね｡私も関連タグにヒロアカが載ってるのは分からなくて…変える方法も分からず…誤解されてしまったら申し訳ありません｡ (2023年1月19日 13時) (レス) id: ebcd0fa8e6 (このIDを非表示/違反報告)
緋歌梨(プロフ) - “寡(やもめ)”ではなく、“宴(うたげ)”ですよ！！あと、関連タグにヒロアカがあるのはなんでですか…？？嫌な思いをされてしまったらすみませんm(_ _)m (2023年1月19日 13時) (レス) @page32 id: be71c26f4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：棗 | 作成日時：2022年12月12日 1時
