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14話ページ15

-一護side-

日番谷「じゃ、俺達は帰る」
一護「待て待て待て!!窓から帰ろうとするな!ドアから入って来たんだったらドアから帰れ!」
弓「めんとうくさいなぁ」
一護「めんどくさいじゃねえよ!人間としての常識だ!!」

作戦を練り終わり、冬獅郎達が窓から帰ろうとしやがった
なんとかドアから帰るように言い、部屋を出ると、丁度夏梨と遊子の友達であり、佐久間の弟だという奴も部屋から出てきた

乱「あ、どうもお邪魔しました」
一護「帰んのか」
乱「はい、夕飯までに帰らないと怒られるので…;」

流石に、いくらアイツの弟だからって警戒しすぎか
どこからどう見ても普通の小学生だしな
アイツもまさか子供を戦わせるなんて事しねえだろ

「はぁ…俺も妹欲しい…」
一心「ん?弟しか居ないのか?」
「はい、あと上に兄が10人以上」

何か、どこかで聞いたことある声が1階から…

「あ、でも姉が1人居るんですけど、今どこに居るか…」
一心「そうなのか…」
乱「あれ、光樹さん!?」
一護「!?」
「あ、乱～!」

親父と佐久間が何故か、リビングで親しげに話していた

乱「どうして此処に…」
「吉兄から聞いて迎えに来たんだよ。あと、これから何かとお世話になるだろうから挨拶も兼ねてね」

ヘラりと笑いながらそう話す佐久間
世話ってのは、戦うことになるからって意味か…?

一角「てめぇ…ノコノコと…」
「ちょっと〜、そんな顔しないでよ。ホントに挨拶と迎えに来ただけだから」

一角がガンを飛ばすが、気にすることもなくヘラヘラとしている
それを見た乱が…

乱「光樹さん…また喧嘩でもしたの?」
「してないしてない。今回はまだしてない」
乱「今回はってね～…;」

あの様子だと、俺達と佐久間が敵対してることを知らねえのか?

「という訳で、一心さん。お邪魔しました」
一心「おう、また遊びに来いよ。乱君もな」
乱「はい!お邪魔しました!」
遊子「乱君、また学校でね!」
乱「うん!」

親父に挨拶した後、やつは何事も無かったかのように帰って行った

一護(一体…何が目的なんだ…)