出会いは…… ページ3
A side
???「……悪ぃ」
やっと離してくれましたw 何か気まずいですw…あれ?そもそも何でこんなことになってるんだっけ………
A『あ、学校!………遅刻するーーーー!!』
???「何だと…遅刻!? おい、行くぞ!」
彼は私の腕を再度掴み走り出したww
A『え!?…ちょっ…待っ────』
私は彼によって連れ去られたのだったww
………もともと運動が得意でない私はすぐバテましたです、ハイww
(誰だ!情けないって言った奴はw)
A『…はぁっ…!………やぁっ……も……無理ぃ…』
???「チッ…はぁ、仕方ねぇなぁ。……よっと!」
息の上がった私は彼に抱き上げ……いや、肩に担ぎ上げられましたwwww
A『ちょっ……待っ!私、仮にも女子ですぅ!米俵じゃないんですぅ!それに────』
???「ちょっと黙ってろ、舌噛むぞ。これが1番運び易いんだよ」
見事に遮られましたww
そしてスゴイです!速いです!
……………うぅ、気持ち悪くなってきた…
??? side
???「………」
今俺の肩でグッタリしてる奴……何でか知らねぇけど懐かしいと思った。
俺にしては珍しく、転んだヤツを立たせようと思って手を貸したが、顔を上げたヤツの顔を見て不思議な気持ちになった。これがデジャヴってヤツなんだろうか。だがその時は深く考えずに気のせいだと思う事にした。
……が
正直やっぱり心の何処かでこの既視感は気のせいじゃねェと思う俺がいる。
???「……いや、勘違いだろ」
俺は無理やりそう思い込む。
春のそよ風が俺の背中の名も知らぬ少女の髪を悪戯に弄ぶ。すると、その少女の髪からふんわりと桜の様に瑞々しく、春の陽射しの様に暖かい柔らかな香りが漂い、俺の鼻腔をくすぐる。
それはやはり見た目と同様、俺に何処か懐かしさを感じさせるには充分だった。そして、ふと幼い頃の旧友の顔を思い出した。
???「………会いてぇな」
俺は走りながら天を仰ぎぽつりと独りごちる。
しかし、寂しげな目をした赤髪の青年の何処か諦めの混じった呟きは誰に聞かれることもなく、4月のどこまでも続く広く青い空へと吸い込まれていった。
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黒ロリDevil - オォッ!来て頂けたのデスね!? \(*^∀^*)/ (2015年11月21日 12時) (レス) id: 9fe1e19575 (このIDを非表示/違反報告)
ハリ(プロフ) - |д゚)チラッ今は忙しいからまた後でじっくりと見させてもらいますよ…(・∀・)【一歳年下の某友人より】 (2015年11月18日 17時) (レス) id: 0adf8205c4 (このIDを非表示/違反報告)
黒ロリDevil - 白桜薇さん» スミマセン。最近更新してなくて!(汗) 更新頑張ります♪(*´∀`*)ノ (2015年11月18日 15時) (レス) id: 9fe1e19575 (このIDを非表示/違反報告)
白桜薇 - 続きは、まだですか(´・ω・`)?凄く続きが気になります!楽しみにしています( ☆∀☆) (2015年11月6日 21時) (レス) id: d2a5dc8489 (このIDを非表示/違反報告)
黒ロリDevil - 白桜薇さん» いえ、そんなことないですよ?私も同じことしていましたから!(笑)(*^∀^*) (2015年11月2日 0時) (レス) id: 9fe1e19575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒ロリDevil | 作成日時:2015年10月20日 22時