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すれちがい ページ46

‘こんな所で、何してんの?’




聞き覚えのある声に振り向くと、そこには…





高身長で、犬を彷彿とさせるあの人懐っこい笑顔の、見覚えのある人…





「ミンギュ…さん??」





MG ‘そー!大正解〜!’






花が咲いたようにパッと笑顔を見せるミンギュさん、






その隣には私に会釈をするミンハオさんもいた






この二人は、大学のお祭りにいたウォヌ先輩の友達…





あまりの気まづさに、思わず顔が引きつる






まさかこの二人に会うなんて…!







ウォヌ先輩の話だけは、振られませんように…!!





心の中で一生懸命祈ったのに、そんな事はお構い無しにミンハオさんが口を開いた





MH ‘そういえば…ウォヌとなんかあった?’



ウォヌという単語に、思わず心臓がドクンと跳ねる




「えっと…何でですか?」




私の失恋は、まだ誰にもバレてないはず…?




まあ、途中で逃げちゃったけど…




内心冷や汗をかきながらも、平然を装う




MH‘いや…ウォヌの様子が最近おかしいんだ’



…え??



ウォヌ先輩が?




MG‘そうそう!学祭の時から元気ないんだよ、ずっと上の空…みたいな?’




まるで、今の私と全く同じ状況…





驚きを隠せず、二人を交互に見ていたら





ミンハオさんの口から全く予想していなかった言葉が出た





MH‘まさか、君…ウォヌの事振ったの?’




その言葉に、ミンギュさんがオーバーリアクションをとった




MG‘もう君とウォヌって別れちゃったの?!’




私は一瞬その言葉を理解する事が出来なかった





二人の言葉は、まるで私達が付き合ってる様な言い方だ…





私は首を大きく横に振る





「ち、違いますよ!振られたのは私の方です。学校祭の時ウォヌ先輩と彼女さんが一緒いて…それで…」





それで、の続きはまだあった





私はウォヌ先輩のことが大好きだった。とか…ね





でも、事実を自分の口で言うのが辛すぎて、思わず俯いた







そこで、沈黙が流れる…







二人とも、私に同情してくれてるのかな








ゆっくりと顔をあげると、目の前には理解不能な光景が広がっていた









「二人とも……何で笑ってるんですか?」

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設定タグ:セブチ , ウォヌ , SEVENTEEN   
作品ジャンル:恋愛
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ゴンザレスきらり - 続編お願いします!!この小説大好きです!ウォヌ最高ー ww (2018年7月17日 20時) (レス) id: 2e9e85e03b (このIDを非表示/違反報告)
凛咲(プロフ) - ゴンザレスきらりさん» 遅くなってしまってすみません!コメントありがとうございます!ラストに向けて頑張ります〜! (2018年6月24日 19時) (レス) id: 3bd4af1acd (このIDを非表示/違反報告)
凛咲(プロフ) - nana さん» コメントありがとうございます!ラスト近いので楽しみにしてて下さい! (2018年6月24日 19時) (レス) id: 3bd4af1acd (このIDを非表示/違反報告)
凛咲(プロフ) - セヨンさん» コメントありがとうございます!ウォヌかっこいいですよねわかります〜!!! (2018年6月24日 19時) (レス) id: 3bd4af1acd (このIDを非表示/違反報告)
セヨン - すごくシムクンしました~!やっぱウォヌってカッコいいですねー(о´∀`о) (2018年6月18日 21時) (レス) id: e4e79d2837 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛咲 | 作成日時:2018年3月21日 20時

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