23’ いい雰囲気と険悪ムード ページ34
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一通り大学の中を案内してくれて
あっという間に時間は過ぎた。
YS「もう時間だねぇ〜…」
『そうですねぇ〜…楽しかったです!笑』
YS「Aちゃんが、ここの大学じゃないの、ちょっと悲しいな」
『あはは笑…』
なんか、ちょっと照れくさい…
って、、私達付き合ってないだろ!?笑
何照れてんだ私。
前を歩く私とソンジェさんの後ろから
ものすごい殺気を感じるのは無視……として。
YS「門までしか送れなくてゴメンね。この後サークルがあるからさ笑」
そう言って私達が初めに入ってきた門までついてきてくれて
"またいつかね" と笑顔で言われた。
『ソ…ソンジェさんもお元気で?笑』
なんて言えばいいか分からず、思わずそう答えると
YS「え?笑…元気でいとく!笑」
向こうも私の発言に困ったのか戸惑いながら
ニコニコした。
YS「君達も、大学で会えるの楽しみにしてるよ!」
私の後ろで突っ立っている3人に、ソンジェさんは
微笑みながらそう言うと、その場を去っていった。
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JH「……」
JS「……」
SC「……」
…うん。凄く険悪なムード。
大学を出てからというもの、ハニ・シュア・クプスは
一向に黙り込んだまま私とソヌの前を歩いている。
『……なんであんなんになってんの3人とも。』
隣にいるソヌに不思議そうに問い掛けると
"はぁ……" とため息をつかれて
ギロッと私を見て "分からないの本当にパボ" と呆れながら言われた。
SN「これ言うの仲良くなってから何回目くらいか覚えないけど、アイツらは、あんたが思ってる以上にあんたの事好きなんだからね?分かってるの?」
『………』
SN「黙り込んでちゃダメでしょ。Aも分かってんじゃないの?気持ちに蓋してるんでしょ?」
「そんなんじゃ、いつアイツらが離れるか分からないよ本当に。」
『…いきなり説教しないでよ。笑』
……分かってる。分かってるんだってば。
『でも私本当に、ハニとシュアとクプスの関係崩したくない…』
さっきまでいい雰囲気だったのに、、
いい空気だったのに……
今はいきなり険悪なムードで
とてつもなく重い空気が流れてる……
SN「Aの気持ちも分かるけど、ソンジェさんとの絡みはやばかったよ。」
「ちょっとは気にしてあげて、アイツらを。笑」
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作者名:さayuri. | 作成日時:2020年11月25日 1時