17’ 進路指導 ページ27
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SN「…ほらっA!シュア達手振ってるよ」
『…えっ?…あぁうん、』
ソヌが見ている方向に戸惑いながらも目をやると
ニコニコと笑って手を振るクプスとシュアがいた。
……ハニもいる。
手を振り返していると一瞬ハニと目が合った気がして
ハニの方にも手を振るとガン無視された…
『…はぁ……』
まだ機嫌損ねてるのか…と思い、ちょっと辛い気持ちを抑えながらため息を深くついてソヌの方を向いた。
SN「はぁ、も〜…ため息つかないの。笑」
「仕方ないよ。Aが向き合わないから」
『……え?なんの事に?…』
SN「…A。そうやってられんの今のうちだよ?」
『……何?ちょっと…怖いんだけど。笑』
SN「…私と付き合うか?」
『…………は?笑』
SN「いや、あんたに男が近寄ってこないなら付き合うか?って…」
『ソヌヤ。ソヌは大好きだけど、無理。』
SN「……まっwww…真面目に振るなよww」
「愛しのミンギュがいんだから、こっちから願い下げだわ!笑」
『もぉ〜何?いきなりそんなん言ってさ笑』
SN「…ん〜?…何でもない。まだいいや笑」
『……?…うん?笑』
絶対に私に言いたかった事があっただろうソヌは
"いいや" と言って前を向いた。
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先生「はい、始めます。気おつけ、礼〜」
各クラスが並んで座ったのを確認した先生は
挨拶をした。
先生「えーっと皆それぞれの進学先があると思いますが、例えば専門とか就職とか大学に行くとか……」
…もうすぐで皆と分かれちゃうとか!
……私は大学で友達が出来るだろうか…
なんて考えれば考えるほど、脳みそがやられて
不安が増すばかりだった。
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後半から話を聞くのがだるくて
私の目がウトウトし始めている時に
マイクがピーッと音割れをしてビクッと目が覚めた。
先生「えーっと、近くの大学に進学する人。今日はその大学から来てくださってる生徒さんがいるので聞いてくださいね」
?「…はい。皆さんこんにちわ。」
「近くの大学に通っている今大学2年のユク・ソンジェです。」
と誰かも知らない人がニコニコと挨拶をすると
周りの女の子が少しザワザワし始めてニヤニヤと口角を上げた。
『……何者だよ、あの人。』
思った事が小さな声で口から出て
そのユク・ソンジェ?って人を見つめた。
SN「パボヤ」
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作者名:さayuri. | 作成日時:2020年11月25日 1時