11’ 幼馴染よりも家族 ページ18
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OM「はい、じゃあ自由に食べてねぇー」
机に朝ご飯を並べ終わると
そう言ってオンマは身体に
付けていたエプロンを脱ぎ始めた。
『ありがとうオンマ〜…って4つも朝ご飯いらなくない?』
OM「はぁ笑…そのうち分かるわよ、オンマは就寝〜」
『……そう?分かった。おやすみ〜』
オンマがエプロンを脱ぎ終えて部屋に向かおうと
すると玄関のドアがガチャッと開く音がして
ズタズタと足音がこっちへ向かってくる…
SC「オンマー!おはようございます!」
JS「オンマ〜!おはようございます^^」
玄関を開けてズカズカと入ってきたのは
クプスとシュアだった。
『げっ!……あんたらまで!?…』
OM「今日も2人はカッコイイねぇ…Aをよろしくね。オンマは就寝するわ」
SC.JS「は〜い」
"よろしくねぇ〜^^"なんてニコニコして
ハニとクプスとシュアに手を振りながら
オンマは寝室へと向かっていった。
『……だから朝ご飯4つなのか。』
2人の登場を目にしてようやく理解をする。
JS「おはようA〜^^」
SC「お腹空いた〜」
……えっ?違くない?何普通に座ってんの?笑
…いやいや朝ご飯くらい家で食えよ。
と声に出したらヤバそうだから
心の中でツッコミを入れて耐えた。
『なんか幼馴染より家族みたいだね笑』
JH「幼馴染且つ家族でしょ、?」
『…まぁそうだよね、笑』
JS「特別ってこーとっ!」
SC「俺らだけはこうゆうの出来るから!特権!」
『…特権ねぇ笑?』
しょうもない会話を朝から繰り広げながら
モグモグと私達は朝ご飯を食べた。
『ほら皆行くよ〜?』
歯磨きやなんやらを済まして
すぐに玄関に向かった私は3人を呼んで靴を履く。
……今日もキャーキャー騒がれる始まりか。
………3人はモテるからなぁ。
なんて事を頭に過ぎらせながら
突っ立っていると、ズタズタと3人がやってきて
"ほら行くよ"と靴を履いてドアを開ける。
……誰が仕切ってんねん!笑…
……私が家主の娘やで!?笑
家から出たら私達は学校に向かって歩き出す……
憂鬱な気分。
なんでキラキラ王子様の3人と私が
そもそも幼馴染なんだろうか…笑
今日も今日とて荒れるぞ……構えなきゃ。
気合いを振り絞るために
私は両手で思いっきり頬を叩いた。
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作者名:さayuri. | 作成日時:2020年11月25日 1時