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『うわ、まじか…ごめん。』
ここまでの一連の流れを聞くと
自分の失態に気づき、隣に座って話していたハニに謝った。
JH「んーん、別に気にしてないし」
『…そう、か。』
なんて、そんな素っ気ない返事をされて
どこか残念な気持ちを抱く……
……私、女の子なのに。
…ちょっとくらい意識しないのかな。
……。、なんて。
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『……ハニは今一人暮らしなの?』
若干の沈黙が、何故か気まづく感じで
何かを話さなければと口が開く。
JH「うん、シュアもクプスもだよ。」
『そうなんだ!へぇー……』
特に話すことが無くなり、水を少し口にしてから
チラッと隣を見るとゴクゴクと水を飲み込んでいるハニ。
心做しかさっきの返事が、私に対する態度が、
少し昔とは違く、素っ気なく感じのに突っかかる。
でも、正直皆が昔のまんまなわけはなくて
そりゃー成長したら冷たくはなるよね…と思ってスルーした。
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JH「向こうでの暮らしはどーなの?」
『んー…まあまあかな?楽しいよ!』
JH「ならよかった。安心、笑」
軽く微笑んで私を見るハニは
やっぱり女顔負けに綺麗で……
『……ジョンハンさ、』
少し大人になってから、こうやって二人でいる空間が
ぎこちないのに落ち着く自分がいて……
JH「……ん?」
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やっぱりどこかドキドキする自分がいる。
『……やっぱり…なんでもないよ笑』
このドキドキは、久しぶりにあって
皆が…ジョンハンが…大人びていたせいだって。
……そうだって思いたい。
・
JH「……Aはさ、」
なんでもないと無かったようにしてハニから顔を逸らすと
私と同じように話しかけてきて
ゆっくりと逸らしたハニの顔をまた見た。
JH「……幼馴染…だよね?、」
『…え?、、』
よく分からない事を言ったと思えば
そう問いかけてきたハニの顔は、どこかしら悲しい表情を浮かべていて
なにも返すことが無かった。
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さayuri.(プロフ) - 猫のペルシャさん» こんにちは!コメントありがとうございます、面白いと言ってもらえて嬉しいです。更新が大変遅くなっていますが出来る限り更新できるように頑張りたいとおもうので、楽しく読んでいただけたらなと思います^^ (2022年8月28日 3時) (レス) id: 8598417c33 (このIDを非表示/違反報告)
猫のペルシャ - こんにちは!今日初めて読んで一番最初の高校生の部分から読んで、気づいたら全部読んでました!面白いです!更新大変かもしれませんが楽しみに待ってます♡ (2022年8月19日 22時) (レス) @page48 id: 8b5d764e92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さayuri. | 作成日時:2021年9月28日 1時