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JH「…何が。」
とAを見て言うと、クスッと笑われて
思わず "かっわいい!…" なんて思ったけど口に出さずに
素っ気なく接した。
『こういう優しいとこ、』
『どこで覚えたの?夜は危ない、、だなんて笑』
右手の人差し指を顎に当てて首を傾げ、茶化すように言ってきたA。
俺の紳士的行動を馬鹿にするなと思い、
「馬鹿にするな」
と言って軽く蹴りを入れた。
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「…そういうAは、変わったね。」
『ん〜?そうかな?』
「髪なんか染めて、お洒落しちゃって。」
Aに変わらないなんて言われたから
言い返したつもりでそう言うと、眉を下げて
金髪の髪を触りながら
『……え、、似合わない??』
なんて言ってきたから
「……………凄く似合ってる。」
とAを顔をちゃんと見て言うと
顔が少しだけ赤くなっていた。
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『ここからはバスだから…送ってくれてありがとう』
あの後、何話したらいいかお互い分からなくて
無言のまま歩くと、いつの間にかバスターミナルに着いてしまい
名残惜しげもなく、バスに乗ろうとするAを
呼び止めて自分のスマホをAに渡し、スマホを出すように言った。
『……?、スマホ?』
鞄からスマホを取り出すと、スマホを持って
スマホが何?みたいな感じで首を傾げて言うから
呆れてきてAの手からスマホを奪った。
「……あーもうパボ。画面開いてから、貸してAのスマホ。」
「……はい。」
カトクを開いて勝手に自分のアカウントを追加させると
何も無かったようにAに返す。
返されたスマホの画面をAが見て、カトクが追加されたのを理解したのか、苦笑いした。
『…チョ、、チョンサ』
俺のカトク名に、顔を引き攣らせて苦笑いするAに
少し恥ずかしくなって
「 A、明日早いんだから早く乗って」
と急かした。
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さayuri.(プロフ) - 猫のペルシャさん» こんにちは!コメントありがとうございます、面白いと言ってもらえて嬉しいです。更新が大変遅くなっていますが出来る限り更新できるように頑張りたいとおもうので、楽しく読んでいただけたらなと思います^^ (2022年8月28日 3時) (レス) id: 8598417c33 (このIDを非表示/違反報告)
猫のペルシャ - こんにちは!今日初めて読んで一番最初の高校生の部分から読んで、気づいたら全部読んでました!面白いです!更新大変かもしれませんが楽しみに待ってます♡ (2022年8月19日 22時) (レス) @page48 id: 8b5d764e92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さayuri. | 作成日時:2021年9月28日 1時