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ジミンのいきなりの告白に
そりゃあ?もちろん聞いてた皆(俺も)固まったし、
告白された本人なんか顔赤らめて動揺してる。
……パボA。
本当?って俺が聞くと、"お酒は入ってるけど本気だ" なんて言ってきて、ますます焦り出す。
そんな俺を心配そうにシュアとクプスは見つめてて
ジミンみたいに堂々と告白が出来ない自分が悔しくて…
このままだと、Aが取られるんじゃないかって思って…
ジミンの幸せそうな顔を見つめて
俺はただ下唇を噛み締めた。
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………ジミンがAに惚れたって、俺の方が人一倍にAに対して詳しいんだから。
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俺の目の前で堂々とAの連絡先をゲットして
ニコニコしているジミン。
いくら自分の友達だからといっても、
昔から好きなAを好かれてしまうのは嫌だ。
__しばらくして、Aは自分の携帯の画面を見て
焦り始めて "明日学校早く行かなきゃだった" と立ち上がった。
ごめん、先抜けるね!…なんて言って机にお金を置くと
そのまんま居酒屋を出ようとするから
咄嗟に体が動いてAの腕を掴んでて………
「……夜、危ないから。」
なんて適当な嘘をついて引き止めて
Aを送ることにした。
夜が危ないのは事実だけど、本当はもっと一緒にいたくて
少しでもジミンじゃなくて俺を視界に入れてほしくて
Aの気持ちが動き出さないように食い止めたかった。
………高校生の時は、態度に沢山出ててよく困らせてたのに
久しぶりのAを見ると、前みたいな態度をとれなくて
むず痒い。
………Aは、今俺の事どう思ってるの?どう見えてる?
なんて事言いたいけど、もちろん言える訳もなく
居酒屋を出た後、静かに夜道を2人で歩く。
チラッとAを見ると、綺麗な髪がサラサラと揺れていて
綺麗な横顔が光に照らされていて……
__心臓がバクバクした。
………自分が思ってる以上に、Aの事大好きなんだな。
と自覚した瞬間で、Aがいきなりこちらを向いて
話しかけてきた。
『ハニ…なんか変わらないね、笑』
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さayuri.(プロフ) - 猫のペルシャさん» こんにちは!コメントありがとうございます、面白いと言ってもらえて嬉しいです。更新が大変遅くなっていますが出来る限り更新できるように頑張りたいとおもうので、楽しく読んでいただけたらなと思います^^ (2022年8月28日 3時) (レス) id: 8598417c33 (このIDを非表示/違反報告)
猫のペルシャ - こんにちは!今日初めて読んで一番最初の高校生の部分から読んで、気づいたら全部読んでました!面白いです!更新大変かもしれませんが楽しみに待ってます♡ (2022年8月19日 22時) (レス) @page48 id: 8b5d764e92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さayuri. | 作成日時:2021年9月28日 1時