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第十一話 ページ14

Aside

優「Aちゃぁーん」

『はぁ〜い』

優「晩御飯作ってくるね」

『はいよ』

鴉「カァーカァー任務ー!任務ー!北北西ー!
北北西ニ鬼ノ目撃情報アリー!」

『( ゚д゚)』

え、なんか知らない鴉が任務持ってきたんだけど

鴉「ハヤクイケー!」

『いやその前にお前誰だよ』(。-`Д´-)

鴉「愛柱ノ鎹鴉ダ!」

『じゃあなんでここにいるの?』

鴉「アイツニ脅サレタ!」

『わかった、取り敢えず任務の場所は?』

鴉「コッチダ!ツイテコイ!」

『ハイハイ』

あの子鴉も脅してるのか
もう滅茶苦茶だな

鴉「ココダ!ココダ!」

『ここか〜』

着いた場所は夜中ぐらいくら森
今は夕方時ぐらいの時間なのにここは薄暗くて少し木々から漏れ出る光が星みたいになっていて神秘的な綺麗な森

こんな所に鬼が出るのか
普通にやだな

『!………』スパッ

そんなこと思ってたら早速鬼が出た

もう一体

スパッ

次々と森の奥から鬼がやって来る

ざっと900〜800くらいかな

彩の呼吸 紺の型 深海暗鬼

スパパッ
___________
愛柱の鎹鴉side

きれい……

さっきまでボーっとした雰囲気だったのに
今はどこかはっきりしたような雰囲気になっている

何かを無くしたような

今もずっと鬼の頸を斬り続けている彼女はまるで何も考ず何処かを見つめている西洋人形のよう

彼女の白から青、黄色と変わっている刀からは
紺色の空気の泡や水しぶき、何かの牙が出て次々と鬼を斬っている

よく見ると彼女は鬼の攻撃を全て避けながら一撃で頸を斬っている

鬼の攻撃を避けながら頸を斬るなんて相当神経を使うはずなのに……しかも頸に一撃だけ……

きれいに舞う様に鬼を狩る彼女はどこか儚げだった

いいなぁ
この子の鴉は

この子に任務を押し付けたあの子は私を斬りつけた

今もずっと斬りつけられた足の付け根あたりがずっと痛い

あぁ、私もこの子の鴉になりたかったな
________
『ふぅ〜……これで終わり?』

すごい……あの量を一瞬で……

『?おーい?』

鴉「( ゚д゚)ハッ!エ、エェ」

『じゃあ、帰ろうか、君もおいで、怪我してるだろう』

鴉「!?ドウシテシッテ……」

『さっき脅されたといっていたよね
どうせ斬り付けられたんだろう
羽織の中に入って、傷痛いでしょ
大丈夫?』

鴉「ッウン……イタカッタ…コワカッタ」

怖かった

【うるさいなぁ】
【いいからさっさと行ってきてくれない?】
【なに?、鴉のくせにうざいんだけど】

第十二話→←過去、優花編 第2話



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金平糖 - どうしよ...悪女と名前が同じ...Σ(゚д゚lll) (2021年9月22日 20時) (レス) id: f3f7dadf62 (このIDを非表示/違反報告)
クルミ - 面白かったです!更新頑張ってください!(^ω^) (2021年8月25日 13時) (レス) id: de912df31b (このIDを非表示/違反報告)
焙じ茶 - とっても面白かったです!更新頑張って下さい、応援してます! (2020年12月21日 12時) (レス) id: 0167f82c96 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - 面白すぎません!?更新頑張ってください!(*≧∀≦*) (2020年11月1日 14時) (レス) id: 13ab585311 (このIDを非表示/違反報告)
ユーフォニアム吹きの少女 - あああああああああああああああああああああああああはははははは早く更新おおおおおおおおおおおおおお!!!!! (2020年9月6日 13時) (レス) id: 4438656c34 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Aira | 作成日時:2020年3月2日 22時

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