第一章 船の上のincident ページ38
松川「なんで、アンタにそんな事が言えるんだっ！」
松川「アンタ！アンタなんかもうコマ切れにしてやるっ！」
「……いずれにせよ。」
「彼の証言が本当かどうか？簡単に確かめることが出来ます。」
松川「え…………」
二口検事「ど、どういうことだよ……！」
「指紋ですよ。」
二口検事「しもん………あああっ！」
「田中さんの証言によると。」
「研磨さんを発見したとき。彼は………このストラップを握りしめていたそうです。」
「………つまり！」
「ストラップを調べれば。研磨さんの指紋が検出されるはずです！」
松川「うぉぉぉぉぉぉぉ！」
サイバンチョ「………法廷係官！すぐに、このストラップの指紋を検査するようにっ！」
「す、すげーじゃねぇか。眠子っ！もう一息だ！」
「検事さん！………教えていただけますか。」
二口検事「な。なんだっ！」
「現場の貨物船で……ストラップのないゲーム機は発見されましたか？」
サイバンチョ「ふむう……いかがですかな？二口検事。」
二口検事「あ、い、いや………その。」
二口検事「事件の性質上、それほど徹底した捜索をしたワケではないが………」
二口検事「少なくとも。木箱に残されたゲーム機はすべて、ストラップをつけていたようだ。」
「…………………………………………」
「ひとつ……よろしいですか。裁判長。」
サイバンチョ「なんでしょうかな？弁護人。」
「ストラップのないゲーム機は、まだ発見されていない……と、言うことは。」
「今もまだ、現場に隠されていると言う可能性があります。」
二口検事「……あ……」
「裁判長。弁護側は………現場の、貨物船内の捜索を要請します。」
「……今、すぐに！」
サイバンチョ「貨物船の、捜索……ですか。」
二口検事「異議あり!」
二口検事「い…………いったい。これはどういう事だっ！」
二口検事「ゲーム機がすり替えられた………？どうでもいい事ではないかっ！」
二口検事「こんなの、どれもこれも同じだ。何が提出されても、変わらないっ！」
「……その通りです。」
二口検事「………！」
続く
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M - すいません、ありがとうございます。 (2016年8月20日 19時) (
レス) id: ac82bd61af (このIDを非表示/違反報告)
Suzuna(プロフ) - Mさん» 主人公が弁護士になった理由は決まっていて、どこかで書くつもりです。なのでトノサマンの話なら書けます！トノサマンが個人的に好きなので書くのが楽しみです！ (2016年8月20日 18時) (レス) id: c15a8ce72d (このIDを非表示/違反報告)
M - テレビ放送した、トノサマンの話か、主人公がどうして弁護士になった話を書いてほしいです。無理だったらいいです。 (2016年8月20日 18時) (レス) id: ac82bd61af (このIDを非表示/違反報告)
Suzuna(プロフ) - Mさん» 2回もありがとうございます。もしも逆転裁判を知っているのなら何か書いてほしい話などありますか？ (2016年8月20日 9時) (レス) id: c15a8ce72d (このIDを非表示/違反報告)
M - 続きが気になります。更新頑張って下さい！！ (2016年8月20日 9時) (レス) id: ac82bd61af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Suzuna | 作成日時：2015年8月23日 18時
