この素晴らしい魔界に魔入りました！【魔入間】 (ページ7)

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第四話　俺は状況把握能力が高いと思うページ7

『ここが…魔界？まぁなんかそれっぽさはあるね…』

周りはおかしな形の木がいっぱいで見た目がおかしい動物もいる

『あれ、てかなんか、視線低くね？…もしかして…』

俺は自分の手を見た

『…退化してんのか！？いや何でだよぉ…』

手の大きさを見る限り、4年生ぐらい

『…考えるだけ無駄か。転生だし。てか、アクアとはちゃんと繋がるのかな…試してみるか……アクア』
(あんた、連絡するの早すぎじゃない！？なるべく呼ばないでって言ったじゃない！)
『いや、試したかっただけ。じゃあ試しに質問するわ。この香水って全部かけた方がいいの？』
(誰があんたなんかの質問に……って、あれ！？私のお菓子は！？いきなり消えたんだけど！？)

今俺にアクアの姿は見えないが、焦っていることだけは確かだ

『なるほど…これが躾けか…便利なものだ…さて、俺の質問に答えなかったらどんどん躾けが下されるけど…』
(わかったわよ！はぁ……その香水は、なるべく全身に全部かけた方がいいわよ。これでいいわね？)
『おう、ありがとな！これからもよろ！』
(え！？ちょっと待ちなs…)
『あ、切っちゃった…まぁいいか。だけど、これからどうしよう…』

周りには木しかなく、果物もどれが食べれるものなのか全くわからない

『アクアにまた聞いたらいくらあいつだからってしつこいって思われるのいやだし…まぁこれからのためにもノーヒントでやっていくか…』

とは言ったものの、どうすることも出来ない

『誰かの家に泊めてもらおうかなぁ…こんな未知の場所で野宿は危ないしなぁ…。てか、早くフカフカのベットで寝たい』

俺がそう声を出しながら悩んでいたら…

「あの…何か困ってるんですか？」
『？』

後ろから声が聞こえたので、後ろを向いてみると俺と同い年ぐらいの紫髪の女子がいた

『あ、はい。まぁ…ちょっと帰る家がなくって…』
「そうなんですか…なら、僕の家に来ます？僕の親、仕事とかで全然いないんです大丈夫ですよ！」
(僕？…あれか、女子だけど一人称が僕っていうよくあるタイプか…てか…)
『いいんですか？本当に…』
「はい！1人はちょっと寂しかったので、ちょうどいいです！」
『そうですか…ならお言葉に甘えて…』
「僕はトニー・シニガミュっていいます！シニーって呼んでください！あと、これからは敬語じゃなくってもいいですよ！」
『そ、そう。分かった。俺は…』

今、とあることが脳裏をよぎった

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P.S シニー姉さんかわいいよね