この素晴らしい魔界に魔入りました！【魔入間】 (ページ6)

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第三話　誰だよまだ魔王退治よりはマシとか言った奴ページ6

「Aさん、アクア様を魔界に直接連れて行くことは出来ませんが、魔界でなにかに躓いた時などにテレパシーでアクア様に色々聞くことが出来ます」

その人はアクアとは違い、ちゃんと女神というような人だった

『なんだ…直接は連れて行けないんだ…まぁでも道連れに出来るならいっか！』
「待って待って！じゃあこれから私は女神の仕事とこいつのサポートを両立させないといけないわけ！？」
「はい。アクア様がAさんの質問に答えなかった場合、躾けが下されます」
『躾け…ﾌﾞﾌｯ…動物みたい…』
「ちょっとあんた！女神を動物扱いしてんじゃないわよ！」
『だけど、なんでもいいって言ったのはアクアだもんね〜』

なんと、アクアと立場を逆転することに成功した
すると、女神さんがとあるものをくれた

「Aさん、魔界についたらこの香水をかけてください。」
『これは？』
「これは、人間の匂いを消す香水です」
「え、なんでそんなもの…」
「魔界の世界の悪魔は人間を食べてみたいと思ってる奴がたくさんいるのよ」
『えぇ！？ちょ、そんな急に…』

唐突にアクアから突きつけられた現実に、
理解が追いつかない。

「そろそろ時間です。早く送らないと、転生できなくなってしまいます。ちなみに転生のことはあの世界では内緒ですよ。」
『あ、はい…』

なんか、いやな予感がする…
だけど、悪魔の世界って、なんか面白そう！

「それでは、いい旅を！絶対に人間だってバレたらいけませんよ！」
「私はなるべく呼ばないでよねーー！」
『あぁ、コキ使ってやるから安心しろ！』
「ちょっと！待ちなさーい！」
『待てって言われて待つやつはいねぇんだよ！べーだ！』

そしてその瞬間光に包まれ…
俺は魔界に降り立った

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P.S セリフ多くてすんません。
最後までご愛読ありがとうございました。