一目惚れを信じますか？

初出勤 ページ10

＿A＿





打ち合わせとは名ばかりのlunchを済ませ事務所に迎う





ヒ「14時に社長室集合ね
ミーティングで紹介するからそのつもりで」







「はーい、社長！
変な紹介だけはしないでよ」






ヒ「はいはい、わかってますよ、」






一緒に行動してめんどくさくなるのは嫌だから
別々に出勤する







そろそろ社長室へ向かおうとするが結局迷子








(こんな事ならヒロと一緒に行けばよかった)







イライラして少し歩くのを早くした途端に







ドンっ






「shit. いたたた」







盛大に尻もちをつく






(とっさにshitって言っちゃった)







隆「ごめんね。大丈夫？」






「大丈夫です。こちらこそ急いでいたとは言え不注意でした。」






隆「俺は全然大丈夫だけど、女の子転ばせちゃったし、」






隆(あれっ？どっかで嗅いだことある匂い)
(しかも見ない人だな)







隆二に手を貸してもらい立ち上がる








隆(めっちゃ華奢すぎじゃない？力入れたら折れそうだよ)





「ありがとうございます。ついでと言ってはなんですが社長室にはどう行ったらいいですか？」






隆(社長室って笑ここ全然違うけど)







隆「もしかして迷ってた？口でも説明できるけど良かったら案内するよ？」








「そこまでしてもらう訳にはいかないですし、大丈夫です！」







隆「でもここで、社長室の場所聞いてるぐらいだから心配だし多分たどりつかないよ！」
「はい！決まりね！いこ！(^^)」







「えっちょっと、、、」







強引だけど優しい隆二に手引かれ案内される







隆「で、名前はなんて言うの？」







「奏Aです。」






隆「新しく入ったひとだよね？所属は？」







「一応、ヘアメイクです」







隆「へぇーじゃあ一緒に仕事できるといいね！」









「機会が、あればよろしくおねがいします！」








何だかんだ話していると社長室のある階に着く







「ありがとうございました。」






隆「俺も楽しかったし、またねAちゃん」






(彼のおかげでだいぶ緊張解けた！でもあれ誰だったんだだろう？一緒にって言ってたしヘアメイクの人かな？)







社長室にノックをし中にはいる

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