一目惚れを信じますか？

内緒 ページ30

臣のおかげでその場が流れて明らかに安心するA


臣と岩ちゃんがお店を後にする


(気を使わせてしまったかなぁ)


「まこ姉、日本での就職先なんだけどね」



真「働くの？」



「えっそこ(笑)」



真「お父様のことだからそばに置いておくものだと」



「あぁ絶賛喧嘩中ですからね」



真「だから最近機嫌が悪いのね」



「知らないよ。帰るなり海外旅行いこうしか言わないし」
「実家にもどれとか」



真「Aがかわいくて仕方ないのよ」



「もう２７だよ？」



真「何歳でも子供はかわいいのよ」




「心配かけた自覚はあるからパパの言う通りの会社で働くんだよ」




真「どこ？」



「LDH ヒロの所」



真「じゃあ岩田さん達とお仕事するの？」



「そう、明後日からその三代目さんにつくの」



真「じゃあちゃんとご挨拶しないとダメじゃない」



「奏の名前で仕事するつもりだから挨拶はむしろまずい・・・。」



真「どういう事？」




今までの過程を説明する




真「なるほどね」
　「いくらヒロくんの所とはいえ大丈夫なの？」



「大丈夫じゃない？これでもプロだよ？変装は余裕だよ」



真「そうはいっても」



「まずくなったら辞める約束もしてるし」



真「まぁAとヒロ君の中で話し合ってるなら口は出さないけどなにかあったらすぐ相談するのよ？」




「わかってるよ まこ姉 頼りにしてる」



真「昔から口だけんだから」



ニカっと笑ってカクテルに手を伸ばす


もう２杯ほどのんでまこ姉に本社まで送ってもらい別れる

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