一目惚れを信じますか？

初出勤2 ページ11

＿A＿


「失礼します。」


ヒ「おぉー迷わなかったのか？」笑


いつものように優しい笑顔でばかにしてくる
なんだかんだこの笑顔に救われているのは紛れも無い事実だけど面白くは無い



「いつまでも子どもじゃないですって」



ヒ「ごめんごめんもう少し遊んでたいんだけどもう時間だ」



そういって社長室を後にする



大人しく後をついていると




ヒ「本当に大丈夫か？」




大丈夫かの一言には沢山の意味が含めらているのに気づいたが気づかないフリをして




「帰国後拒否権の無い条件を叩きつけてきたのはどこのだれだっけ？」



「私は私の仕事が出来るならそれでいい」



「ヒロのの手の中なのが面白く無いけど、踊らされるだけはつまらないから好きにさせてもらうけど大丈夫」




ヒロの心配など気にしてないと言わんばかりに変装の意味で欠けているダテメガネを下げながら挑発的な目で答える




ヒ「たっく笑笑
俺を誰だと思ってるんだ
お手並み拝見だな 俺をガッカリさせるなよ俺はまだKNDを諦めちゃいない」



「それは！！！！！！」



最後の一言に対して文句をいおうとしたら
ヒロは後ろを振り返りニヤっと笑うと




「おはよう！！！！」



と勢いよく会議室のドアを開いた

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