暗闇の世界にひとりぼっち

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Aside




A「ごめんね、せっかくみんな用事無かったのに引き止めちゃって。」






瑞稀「いや、全然大丈夫だけど相談って、？」






A「うん、最近ずっと私体調が悪くて、Jr祭りの2週間くらい前から、右耳が聞こえなくて、頭痛とかめまいもするようになってきて、昨日優斗に一緒に病院に行ってもらったの、。」






猪狩「うん、」






A「いろんな検査して、結果は感音性難聴っていう病気だったんだ。私の場合、仕事柄進行が早いみたい。聴力の低下、頭痛、めまい、吐き気、耳鳴りが主な症状で、私の右耳は今もうほとんど聞こえてないみたい、。」






橋本「、、治療すれば治るんでしょ、？」






A「、、、ううん、。根本的な治療は無くてもし補聴器を付けても完全に音を感じ取ることは出来ないんだって、」






瑞稀「、そんなの嘘だよ、その医者がダメだったんじゃ、、」






A「私も調べたんだ、。でも感音性難聴はそうなんだって、治療しても、治らない、。」






作間「、優斗知ってたの、？」






優斗「、うん、。」






A「お医者さんに仕事続けるの、考えて欲しいって言われちゃった、」






猪狩「そんなの、続けてAの耳が悪くなるなら、、」






A「、わたし仕事続けたい、」






猪狩「けどそれじゃあAの耳が、、！」






A「、、昨日病院で、私と同じ病気で、両耳聞こえなくなって、それが原因で話せなくなった女の子に会ったの。その子私のファンで、歌が聞こえなくても、声が聞こえなくてもHiHi Jetsが楽しそうに笑ってるところ見るだけで元気になれるって、言ってくれた、。」






A「、、でも私、その子に、、未来の自分を重ねちゃった、。本当に自分でも最低だと思う、。私もいつか両耳聞こえなくなって、話せなくなっちゃうのかなって、。」






A「、、怖い、(泣)いつかファンの子の声も、メンバーの声も聞こえなくなって、自分が話せなくなるなんて、、(泣)みんなの大好きな声をずっと聞いていたい、(泣)」






優斗「A、、」






A「、でも、それ以上に、みんなとの夢を叶えたい、。途中で諦めるなんてしたくない、。」






A「、だから、、活動内容によって、判断しながら、お仕事、、続けたい、、。ダメかな、、。」

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