Family 〜 sho hirano2〜

甘えん坊 ページ39

紫耀『A…。んっ…』









『ッ…！！！』









子供達が寝静まって私達も、もう寝ようとベットに入ったら…









突然唇を塞がれる。


















紫耀『…愛してる。これから先もずっと。』
















時々、紫耀は儚い目をして私を見る。












まるで…









“僕をひとりにしないで”









と言うかのように…









独占欲にまみれた…









大人の“甘えん坊”








色気を含んだ“甘えん坊”









『私も…愛してる。』









紫耀『これからも…離れないで。』









『絶対離れない…。』









そして再び重なる唇。









ゆっくりと紫耀の手が私の下へと降りていく。









紫耀『Aは本当に可愛いな…。』









こうなって仕舞えば私は紫耀のもの。









そして、紫耀は私のもの。









紫耀『ねっ…もっと声出して？』









『んっ…しょ…う…』









紫耀『たとえこの地球が終わろうとも…俺はお前を愛してる。』









その言葉とともに私達は頂点へと突き上げられる。









夜の儚さのおかげなのか…









癒しの匂いを醸し出すアロマキャンドルのおかげなのか…









もしくは…外で光り輝く夜の街を照らす満月のおかげなのか…









それは分からないけど…









今宵、お互いの愛を再び確かめ合い…









さらに上の愛を求め…









体を重ねれば…









私たちの呼吸は一つになり…









甘いロマンに溢れる夜へと突き上げられてゆく…

ダンスの才能と努力→←パパみたいになりたい！

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