Family 〜 sho hirano2〜

お兄ちゃん 2 ページ27

唯人『ぼくはおおにいちゃんだからパパがかえってくるまでママとかえちゃんのことまもる！』










『唯人かっこいいね！もうお兄ちゃんだもんね〜。』









紫耀『お兄ちゃんはかっこよくいないとな！』















唯人が大きな声で言ってくる。









すごく頼もしいな。









しかし実際、守るといってもまだ２歳。






できることには限りがある。









神宮寺『お前何時に仕事終わるの？』









歯ブラシを終えて髪の毛を整えている紫耀に聞く。









紫耀『ん？多分7時くらい？予定通りいけばそのくらいだしいかなければもっと伸びる。』









俺もつい最近まで映画の撮影してたからわかるけど、なかなかOK出ないんだよな…。









神宮寺『そっか…。岸くんは？1日オフなんでしょ？』









岸『お、おう。オフだよ。』









突然話しかけられて焦ったのか、ちょっぴり噛みが気味で帰ってくる。









神宮寺『心配だからいてやってよ。国民的彼氏の命令です。笑』









『えっ？岸くんの迷惑になっちゃうから…』









って、私の話聞いてないし…









岸『いいよ〜。俺に任せとけ！』









勝手に話進んでるし。笑









唯人とまだ疲れの取れていないAを残していくのは心配なので岸くんにいてもらうことにする。









神宮寺『んじゃ、俺これから仕事だからそろそろ行くね。
あ、紫耀。さっき空気悪くなるようなこと言っちゃってごめん。仕事終わったら来てやれよ？』









一様さっき空気悪くなったのは俺のせいだから謝って、紫耀に助言して仕事に向かう。









続いて紫耀も…









紫耀『あ、俺も行かないと！
じゃあ岸くんよろしくね！Aもゆっくり休んで？帰り掛けによるから。
唯人もお兄ちゃんなんだからママの言うこと聞けよ？じゃ、行ってきまーす！』









敬礼してる唯人と手を振ってくれるA…そして、何故か岸くんに抱っこされてる華絵の顔を一度見て仕事に出掛ける。









唯人って２歳のわりにしっかりしてるんだよな…

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