Family 〜 sho hirano2〜

永瀬廉は1日パパ 3 ページ20

夕食を食べさせてあげて俺が一番恐れているお風呂の時間…









紫耀が‘唯人はお風呂あんまり好きじゃないから頑張れ！’って言っておったからほんま不安や…。









廉『唯人〜？7時になったらお風呂入らなあかんやろ？後五分で7時やからテレビ消して準備しような？』









アニメを見ていた唯人に話しかけて一瞬顔が俺の方に向いたなと思ったら‘お風呂’というワードを聞いた瞬間顔を背けられた…











こりゃほんまに紫耀の言った通りらしい…









廉『唯人〜？』








唯人『おふろ…いや…！』









イヤイヤ期は無いらしいんやけどお風呂はイヤイヤ期はあるらしい…









廉『なんで嫌なん？廉君に教えてくれへん？もしかしたら廉君が直せることかもしれへんから。』








自分のことを‘廉君’なんて言うの初めてなんやけど…笑









ジーッとこっちを見て…






唯人『おみず…いや…』






あーな。よくあるやつやな。








でも、唯人のはなんや普通の子とは違うらしい、、









廉『そうやったんやな、廉くんが一緒に入ったら怖くないん？』









多分、紫耀もAも忙しくてお風呂に入れてあげるけど一緒に入るってことはなかなか無いんやろうな…









小さい子が1人で、でかい浴槽に入るってのは怖いんやろうな、と思って一緒に入ってやることを提案してみることにした。









唯人『…ほんと…？れっくん…？』









廉『ほんまやで〜！廉君が一緒に入ってあげるからお風呂行こうな？』









素直なところは本当に紫耀に似たらしく話に乗って来てくれる。









唯人『…うん、みず…はいる。』








意を決した唯人の気が変わらないうちに手を繋いでお風呂に行く。







着替えは勝手に紫耀の借りることにした…あ、Aに許可とったかんな！







廉『どうや〜？怖くあらへんか？』








唯人を抱っこをして浴槽に浸かる。








唯人『うん！』







お、これは紫耀に報告せなあかんな。








一緒にお風呂に入ってやれって言ってやらなあかん。







廉パパ大活躍やな〜！









お風呂から出たら洋服を着せて、30分ほど涼ませてから唯人を布団に入れて寝かしつけてやる。









ほんま寝顔が可愛いねん！









今日1日で俺のスマホのアルバムは唯人一色になったで？笑









後は、紫耀が帰ってきたら俺の1日パパが終了や！

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