Family 〜 sho hirano2〜

熱愛報道！？〜ごめんなさい〜 ページ14

紫耀『久しぶりに外出たわ。』






外の空気をいっぱい吸う。







廉『あ〜言われてみりゃそうやな。』








俺は騒ぎが落ち着くまでの2週間、廉の家から一歩も外へ出れなかった。







本当はすぐにAや唯人の所に行きたかったんだけど、マスコミに見張られてるから行けなかった。








紫耀『早く謝りたい。』








先に待ち合わせ場所…とは言っても事務所の会議室についた俺たちはAを待っている。








廉『そう急かすなや。今、玄樹が連れてきてくれとる。』






そう言われたってこの2週間俺は一度もAと話していない。






電話しようかとも思ったけど、どこから情報が漏れるか分からないからという理由でかけることも出来なかった。





しばらくして…






玄樹『お待たせ！連れてきたよ〜！』







ドアが開いて玄樹が入ってくる。







紫耀『玄樹ありがとう。色々迷惑かけちゃってごめん。』






本当は、ゆっくり休むべき玄樹に色々迷惑をかけてしまって本当に申し訳ない。






玄樹『紫耀？もう謝らないでいいから！A達にちゃんと訳話してあげて？』







廉『俺たち外出て待っとるから。ゆっくり話せや。』





2人が出て行ったのと入れ替わりに、俺が会いたくて…謝りたくて仕方なかった2人が入って来た。






紫耀『A…唯人…。ごめん。本当に…ごめんなさい。』







入ってきて早々深々と頭をさげる…







『頭をあげてよ。私怒ってないよ？大丈夫だから…。』

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