Family ～sho hirano～ (ページ30)

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家族旅行 10 ページ30

唯人を寝かし付け今は2人で唯人を間に挟んでお喋り中。

紫耀『生まれてからそんなに経ってないのにすごい成長したね～。』

しみじみした顔で唯人を見て今にも語りそうな雰囲気。

『そうだね。夜泣きもある程度落ち着いてきてるし、ミルクの飲む量もすごい増えてね、成長したなってすごく感じる時多いよ。』

唯人の頭を撫でながらどこかぼーっとしている紫耀。

紫耀『なんか俺やばいかも！！今スゲェー語れそう！まって、語っていい？？』

突然立ち上がって勢いよく言ってくる。

すごくびっくりするんだけど笑

『やめてよ。てか、唯人起きるから静かにしてよ。』

あからさまにシュンとして唯人の隣に横になった。。

悪いことしたなって少し思ったけど唯人が起きちゃうのは大変だからごめんね？笑

紫耀『本当にAはケチだよね！岸くんみたい！』

おい、自分の奥さんをメンバーと重ねるんじゃない！

さっきまでママって呼ばれてたから突然A呼びになると変に緊張する。

『ねぇ、岸くんと重ねないでよ！』

紫耀『だって似てるんだもん！』

『はぁ…、。もう寝る。明日帰んなきゃ行けないんだから！！』

ちょっと拗ねちゃった私。

大人気ないな…。。。

紫耀も、やらかしたって顔してる…。

でも、私は頑固だから布団に横になって唯人のお腹をリズムよくトントンしてあげる。

紫耀『拗ねないでよ。ごめんってば。AはAだよ。ちょっといじりすぎた。』

本当に気まずそうな顔でこちらを向いてきた紫耀。

『別に…。気にしてないもん。』

あぁ…なんで私素直になれないんだろ。

紫耀『…お詫びに…ッ…』

『んっ…！』

不意打ちのキス。。。

紫耀『許してくれた？』

優しい顔でこちらをみてくる。

『今回だけは許してあげる…。』

素直じゃないからな…本当はいつでも許しちゃうんだよ？でもね、私素直じゃないから…！！

紫耀『ふふっ！ありがとう。もう寝ないとね…おやすみA。』

私の心を見透かしてるような顔するでない。

『おやすみ…』

素直になれなくてごめんね？