Family ～sho hirano～ (ページ2)

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おめでたページ2

紫耀『ただいま～』

玄関からドタドタと音が聞こえてくる

『おかえり。もっと静かに歩けないの？』

紫耀『歩いてるよ！』

洗面台から大きな反論の声が返ってくる。

『はぁ…夕飯作ってあるから食べよ？』

紫耀『うん！夕飯楽しみにしてたんだよね～撮影だったからさお昼お弁当で、あんまりお腹いっぱいになんなかったから腹ペコ～！』

椅子に座ってワクワク顔で言ってくる

『そうなんだ。、お疲れ。』

紫耀『あ、そうだ。体調どう？』

『あ、そのことなんだけど…』

まだ紫耀には最近体調が良くないとしか言ってないから…少し緊張するけど…

『赤ちゃん…できたみたいなの…』

紫耀『へっ？』

間抜けな声を出してポカーンとしている紫耀。

『ん？紫耀さーん？戻って来て～！！』

紫耀『はっ！え？…誰の？意味わかんない！！』

いやいや、意味わかんないはこっちのセリフだよ。

誰のって…あなたと私のでしょ。

どこまで天然なのさ。

『紫耀と私の。』

紫耀『っ！ありがとーーーーおお！！！！！！！』

やっと理解したのか凄い勢いで飛びついて来た。

『ちょっと…！苦しいって！！』

でも、少し嬉しかったりもする。

この大事な時期に結婚したり…ましてや子供を作ったりなんて世間からしたら何やってるんだ、
って感じだろうし…

紫耀も困るかと思っていたから。
安心した。、

紫耀『俺、今すごい嬉しい！ありがとう…本当にありがとう！』

ぎゅーっと抱きしめられ、紫耀の匂いに包まれる。

『ふふ…苦しいってば。でも喜んでくれてよかった。』

紫耀『俺パパになるじゃん！あ、Aはママだね！』

なんてニコニコで言ってくる紫耀。

『先が早いって！まだ4ヶ月だよ？』

紫耀『いーの！あー！俺幸せ！！』

そう言ってもう一度抱きしめてくれる紫耀は本当に優しい旦那様です。笑

これからは家族3人で頑張っていこうね。