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「ちょっと、A」
教室へ入ればすぐに友達に声をかけられる。
どうしたの、という気持ちが体を動かして、自然と首が横に傾く。
「今月崎くんと一緒に来てなかった？」
びっくりしたように目を見開く友達。
そういえば泊まった なんて知らないもんなあ……。
「あー、たまたま会って来ただけだよ！家近かったし……｣
「へー、仲良いなんて珍しいね。Aあーいう子苦手そうなのに」
彼女は驚いたように目を見開く。
確かに私苦手かもね……。不良とか怖くて苦手だし。
「でもー、志麻くんは平気かもしれない」
自然に口から零れたその言葉はもちろん本音。
志麻くんって一見怖いように見えるから、声をかけれなかった。
でも、数週間前に保健室で面倒みてくれて。そっから教室でも声をかけてくれるようになって。あそこ行けへん？ここ行けへん？となにかしらの遊びにも誘ってくれたり。(だいたい断っている)
そしてお母さんが帰るまでの間 家に泊めてくれるとか。
怖い。なんてただの偏見で。確かに喧嘩はよくしているみたいだけれど、あんなに彼は優しい。
関わりやすい雰囲気が出るあのくしゃっとした笑顔が 好きだったり。
こんな私にも声をかけてくれたり、面倒をみてくれたり。
「……へえ〜？Aも成長したじゃん？」
にたにたしながら頬をつねってくる友達に笑みがでてくる。
何その言い方！なんて2人ではしゃいでいたら、予鈴のベルが鳴った。
その3分後に志麻くんは席に座る。
「Aー、今日はもう来えへんの？」
……今日の6時に帰ってくるから残念ながらいけません。
「昨日はありがとう！まじで助かった！」
「全然いいで〜、緊急時いがいにもちゃんと遊ぼなー」
なんて言って私の好きなあの笑顔を見せてくれる。
先生がはいってきて、会話は自然と終わり彼は前を向いた。
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ゆき*°。 - うわあああまーしぃかっこよすぎる！！久々に読ませていただきました。ほんと感動でなんかもう、うわーって感じです(伝われ())素晴らしい(´`*) (2020年3月9日 22時) (
レス) id: 41e3e67230 (このIDを非表示/違反報告)
しらす - いやいやいやいや。もうまーしぃなら不良でも何でもいいわ()もはや蹴ってほし(((((( (2019年4月21日 0時) (レス) id: f34e486c2f (このIDを非表示/違反報告)
龍音(プロフ) - 志麻くんイケメンすぎです……！続編楽しみにしてます！ (2019年3月18日 22時) (レス) id: c3c5009fef (このIDを非表示/違反報告)
スイ(さぶ)(プロフ) - ぎゃふん(( すみません() ラスト予想外すぎて驚きました！続編楽しみにしてます！ (2019年3月16日 20時) (レス) id: 4d56317c6f (このIDを非表示/違反報告)
真姫奈〈MAKINA〉(プロフ) - コメント失礼します！まず、受験合格おめでとうございます！！自分は試験がまだなので緊張しまくりです…←(どうでもいい)小説、いつも楽しく見させて頂いております！次のお話も楽しみにしてます！ (2019年2月12日 21時) (レス) id: 57f24bb479 (このIDを非表示/違反報告)
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