31ページ目 ページ17
それから、私は剣城さんと優一さんと一緒にサッカーガーデンに戻ることにした
優一さんは松葉杖をつきながら私たちを見送ることにしたらしい
優一「ねえ…二人とも、怖くないのかい？」
『…？』
剣城「？なにがだ？」
優一「宇宙に行って、サッカーをすること、地球の危機を抱えるのを。怖くないのかな、て思って」
私は下を向いて考えた
『…私は、正直言って、すっっごく怖いです。だって、急に地球を救え、とか、お前らしかいない…
って言われたら、責任重大じゃないですか。もう私はチームの皆さんの足を引っ張っているのに、迷惑なのに、そういわれたら、なんかプレッシャーかかって…』
剣城「夜月さん…」
『……でも、剣城さんや神童さん、優一さんが教えてくれました。こうやって下を向いて、怖がるより、前を向いて頑張って、チームの皆さんや仲間を信じたら、うまくいける…そう思えてきたんです。』
優一「…そう。よかったよ！Aちゃん、今、幸せ？」
私は一度止まって、優一さんの目をまっすぐ見た
『…はいっ！』
サッカーガーデンに着いたら、私の知らない人達がグラウンドでサッカーをしていた
優一「ほら、京介、Aちゃん、行ってきなよ。京介、頑張ってこいよ、そしてAちゃん、そのままその気持ちでサッカーをしてきてね！」
剣城/貴方『…ああ！/はいっ！』
私達はグラウンドへ向かった
ーーーーーーーー
ーーーー
ーー
優一side
優一「Aちゃん、今、幸せ？」
『…はいっ！』
あの時、Aちゃんは初めて俺の目を見た
彼女の瞳は、変わった
あの時の光のない、真っ暗な瞳はもう消えてしまっていた
俺は二人の背中を見つめて、呟いた
優一「…君が幸せで、よかったよ」
ーーーー
ーーー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 75人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(*^^*)(プロフ) - どうか完結まで頑張って下さい！ (2017年10月23日 20時) (
レス) id: 734043d3b1 (このIDを非表示/違反報告)
ユピコーン(プロフ) - リフレッシュのためにみんなで遊園地とかどうでしょうか？あと凄く面白いです更新頑張ってください！ (2016年8月29日 1時) (レス) id: bee138b7c8 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮雛乃(プロフ) - 私が言うのもおこがましいのですが、私はこの作品が大好きなので止めて欲しくないです！ゆっくりで良いので頑張って下さい！！ (2016年7月31日 12時) (レス) id: 259d909f55 (このIDを非表示/違反報告)
あーもんど。(プロフ) - 林檎さん» はい！頑張って下さい♪ (2016年7月31日 7時) (レス) id: 30962bc57e (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - あーもんど。さん» わかりました！！コメントありがとうございます、頑張ってみますね！ (2016年7月31日 7時) (レス) id: acac88da86 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：林檎 | 作成日時：2016年2月2日 11時
