検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:24,560 hit

唐揚げ ページ4

『へ?』





緑「唐揚げ、欲しいんやったらあげますよ?」









神ちゃんは恥ずかしそうに頬をかきながら笑った。









天使。神。神ちゃん。









『え、あ、いや、欲しいわけじゃ…』





緑「え、違う?だって今唐揚げって言ったからてっきり欲しいんかと思って。」





『いや、だって、むしろ…』





緑「?」









むしろこれ食べていいんですか!?!?









神ちゃんが!!使った!!箸で!!触れた!!唐揚げを!!!









食べていいんですか!?!?!?









だってこれで食べたら間接キスに…なるのかな?ならないのかな?…微妙だ。









『わ、悪いよ。神山くんの唐揚げなのに。』





緑「もう一個あるからええよ。遠慮せんといてや〜。」









ナチュラルな関西弁(吐血)









うう…よくわからないけどなんかすごく幸せだ。これは夢かな?ほっぺ抓ろ。痛い。









食べていいのかな?でもここまであげるって言ってるんだから、逆に貰わないと失礼だよね…。









『じゃあ…いただきます…。』





緑「ふふっ、どーぞ。」









明らかに冷凍食品ではない、手間がかかってそうな唐揚げをパクリと食べる。









『ん…、美味しい!』





緑「ほんま?良かった〜!」





『美味しい美味しい!』









正直間接キス(?)を意識しすぎてるせいで味はよくわかりません。ごめん神ちゃん。









でも嬉しそうな神ちゃんの顔を見れただけで私はもうお腹いっぱいです…。









.









その後、教室に帰ってからひたすら淳太くんに神ちゃんの可愛さを熱弁してました。









淳太くん曰く、「もう聞かないようにするの諦めたわ」だそうです。

彼女→←お昼



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
106人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

咲良⇒(`-´)(プロフ) - 鈴餅.。さん» 捻挫って笑笑楽しかったです!パート2待ってます! (2018年4月4日 20時) (レス) id: 84816d680d (このIDを非表示/違反報告)
鈴餅.。(プロフ) - 咲良⇒(`-´)さん» 最後まで読んでいただきありがとうございます!むりやり着地して捻挫した感じです(^^) 楽しんでいただけて何よりです!パート2は時間があれば書こうと思ってるので、多分書きますね、はい笑 (2018年4月4日 17時) (レス) id: abce41529b (このIDを非表示/違反報告)
咲良⇒(`-´)(プロフ) - 完結おめでとうございます!全然着地成功してますよ!!!読んでてとっても楽しかったです!笑パート2も待ってます!笑 (2018年4月4日 17時) (レス) id: 84816d680d (このIDを非表示/違反報告)
鈴餅.。(プロフ) - ゆり。さん» おとなしいフリして脳内でめちゃくちゃ喋る女の子が好きな作者の勝手な人物設計の結果です( ^ω^ ) 面白いと思っていただけて嬉しいです!読んでくださりありがとうございました! (2018年4月4日 9時) (レス) id: abce41529b (このIDを非表示/違反報告)
ゆり。(プロフ) - やばいです!ニヤケが止まりません( 笑 ) 主人公の脳内が…( 笑 ) 完結おめでとうございます!鈴餅さんのお話大好きです! (2018年4月4日 9時) (レス) id: 2a1f697cc9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:鈴餅.。 | 作成日時:2018年3月10日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。