会話 ページ1
緑side.
思わず二つ返事でオッケーしてしまった…。
どうも、人生初彼女ができました。神ちゃんです。
とりあえず帰り道送っていくってことになって、2人並んで夕焼けの中を歩いてます。
会話もなく無言のまんまだけど……。
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彼女の名前は栗原Aさん。
俺より1つ年上の3年生。
多分染めてるとかじゃない栗色の髪の毛がフワフワ揺れてる。
そのせいか、雰囲気もフワフワしてる感じで可愛い。
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彼女のほうをチラッと見ると、彼女もこっちを見ていた。
目が合ってお互いに勢いよく顔を逸らす。
いや、アカン!!!
なんかもっとこう…恋人らしいことせな!!!
恋人らしいことっていっても、軽くパニックになってる今の俺の頭じゃ変なことしか思いつかないけど、……と、とにかくこの無言の状況を変えなくちゃ!
緑「く、栗原さんは…」
『はひっ!?』
はひっ!?!?
あ、そっか。急に話しかけたからびっくりさせちゃったんだ。
緑「あ、…ご、ごめんなさい…。」
『いえ…そんな。』
そしてまた無言になりますよねー。うんうんわかってた。
.
…でも、何で栗原さんはこんな俺のこと好きになってくれたんやろ。
うーん…。
『あのっ』
緑「へ?」
クイクイと袖を引っ張られて振り向くと、バス停の前だった。
緑「あ…栗原さんはバス通いなんや。」
『うんっ、神山くんは歩きだよね?』
緑「え?」
言った覚えないけど…
すると、急にワタワタし出す栗原さん。
『あっ…えっと、たまに見かけてたから!』
緑「あ、そうだったんや。」
曲がり角からバスが曲がってきた。
『あのバスに乗る、ので…』
緑「うん、じゃあまた明日。」
バイバイと手を振って、バスが見えなくなるまで見送った。
可愛かったけど、なんか不思議ちゃんみたいな…。妙に慌ててるっぽかったし。
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その時の俺は「天然っぽいのかな?」で済ませていた。
でもその考えが甘かった。
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咲良⇒(`-´)(プロフ) - 鈴餅.。さん» 捻挫って笑笑楽しかったです!パート2待ってます! (2018年4月4日 20時) (レス) id: 84816d680d (このIDを非表示/違反報告)
鈴餅.。(プロフ) - 咲良⇒(`-´)さん» 最後まで読んでいただきありがとうございます!むりやり着地して捻挫した感じです(^^) 楽しんでいただけて何よりです!パート2は時間があれば書こうと思ってるので、多分書きますね、はい笑 (2018年4月4日 17時) (レス) id: abce41529b (このIDを非表示/違反報告)
咲良⇒(`-´)(プロフ) - 完結おめでとうございます!全然着地成功してますよ!!!読んでてとっても楽しかったです!笑パート2も待ってます!笑 (2018年4月4日 17時) (レス) id: 84816d680d (このIDを非表示/違反報告)
鈴餅.。(プロフ) - ゆり。さん» おとなしいフリして脳内でめちゃくちゃ喋る女の子が好きな作者の勝手な人物設計の結果です( ^ω^ ) 面白いと思っていただけて嬉しいです!読んでくださりありがとうございました! (2018年4月4日 9時) (レス) id: abce41529b (このIDを非表示/違反報告)
ゆり。(プロフ) - やばいです!ニヤケが止まりません( 笑 ) 主人公の脳内が…( 笑 ) 完結おめでとうございます!鈴餅さんのお話大好きです! (2018年4月4日 9時) (レス) id: 2a1f697cc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴餅.。 | 作成日時:2018年3月10日 14時