じゃんぷの元気印さんの体調不良。パート４

お風呂大好き様 リクエスト ページ23

ー 山田side ー

今日は、ＪＵＭＰ全員での撮影。

俺は、たまたま近くの別のスタジオで撮影だったから、早めに着いた。まぁ、いつも早いけどね。(笑)

また1番かな〜と思って楽屋に入ると、もう既に誰か来ていた。

それがまさかの、遅刻常習犯の大ちゃん。

うわ、マジか。

山田「大ちゃん早いね〜」

ソファにごろんと横になっている大ちゃんに声をかけた。でも、返事がない。

寝てる？ と思い近づくと、大ちゃんは荒い息をしていて苦しそうだった。

山田「大ちゃん、大ちゃんどうしたのっ？ 大丈夫っ？」

体を何度か揺すると、大ちゃんは目を開けた。

有岡「やまだ……」

山田「どうした？ 具合悪いの？」

有岡「ん……気持ち悪い……」

山田「そっか……。ごめんね、起こして」

有岡「ううん、寝れてなかったから……」

山田「そっか……。大丈夫？」

有岡「うっ……」

山田「あっ、待って」

俺は、さっき買い物をした時にもらった袋を取り出した。

山田「大ちゃん、これに吐いていいよ」

有岡「で、もっ……」

山田「大丈夫だから。我慢すると気持ち悪いでしょ？」

有岡「うぐっ……おえっ、うっ……」

山田「苦しいね……」

大ちゃんは、吐いても吐いても、えずきが止まらない。

有岡「な、んでっ……うえっ……。も、出ない、のにっ……」

大ちゃんは、目に涙をためて、苦しそうに言った。

山田「大ちゃん……」

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