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なんとか耐えながら、水を買って楽屋に戻る。

八乙女「ねぇ、遅い」

有岡「ごめんっ……」

泣きそうになるのを堪えて、ペットボトルをいのちゃんに渡す。

伊野尾「ありがとう、大ちゃん」

いのちゃんは、笑顔でそう言ってくれた。でも、やっぱり俺の熱にまでは気づいてくれなくて。

皆、薮くんの周りに集まってるけど、俺はそこに入れなかった。

頭が痛い。目の前がグルグルする。それに、気持ち悪い……。

八乙女「タオル乾いてきたな。やっぱり熱さまシートじゃないとダメか……」

高木「なら、俺買ってくるよ」

八乙女「ああ、いいよ。……ねぇ、大ちゃん」

有岡「っあ……なに……?」

八乙女「熱さまシート買ってきて。すぐ近くのコンビニで売ってるから。さっきから大ちゃん、動いてないでしょ?」

伊野尾「ちょっと光、言い過ぎだって」

八乙女「事実でしょ? 大ちゃん、買ってきて」

有岡「っ……わ、かった……」

光くんは、薮くんのことが心配なだけ。俺に冷たいのも、仕方ない。

そう自分に言い聞かせて、楽屋を出ようとした時。

視界がぐるんと回って、一気に吐き気が込み上げてきた。

有岡「うっ……」

思わずその場に座り込んだ。

山田「大ちゃん?」

有岡「うっ、おえっ……」

そして、そのまま戻してしまった。

山田「大ちゃん!」

山田が、俺の肩に触れた。その瞬間、一気に力が抜けた俺は、そのまま山田の腕の中に倒れた。

山田「大ちゃん! 大ちゃん、しっかりして!」

山田の叫び声を最後に、俺はそのまま目を閉じた。

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ぽにょ(プロフ) - はい!だいじょうぶです! (2020年4月1日 10時) (レス) id: e7855f859b (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - さちこさん» そう言っていただけて嬉しいです(*^^*) リクエストもありがとうございます!書かせていただきます! (2020年4月1日 0時) (レス) id: c64b31856e (このIDを非表示/違反報告)
さちこ(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございました。とても面白かったです!また、リクエストさせていただいてもいいですか?有岡くんが撮影中に足を怪我して我慢してしたけどばれて、メンバーに助けてもらうというのをお願いします!更新頑張ってください! (2020年4月1日 0時) (レス) id: 2c0660c46c (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - ぽにょさん» リクエストありがとうございます! 他の方のリクエストで、『名取先生が腹痛で藍沢先生に触診される』というリクエストをいただいたのですが、それと一緒でも大丈夫でしょうか? (2020年3月31日 23時) (レス) id: c64b31856e (このIDを非表示/違反報告)
ぽにょ(プロフ) - 名取くんの腹痛ネタがみたいです、! (2020年3月31日 22時) (レス) id: e7855f859b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すず | 作成日時:2020年3月27日 1時

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