・ ページ19
近くで見て初めて、大ちゃんの顔が紅いことに気がついた。
まさか……と思い、額に触れると、かなりの熱が。
伊野尾「山田! 大ちゃんっ……」
山田「かなり熱がある。多分、無理してたんだと思う」
八乙女「え……?」
伊野尾「大ちゃん、吐いちゃった……どうしよっ……」
山田「いのちゃん落ち着いて。とりあえず、大ちゃん寝かせないと」
俺は、大ちゃんの服が汚れていないことを確認して、そっと抱き上げた。
そして、薮くんが寝てないもうひとつのソファに寝かせる。
山田「体温計貸して」
中島「はいっ」
山田「ありがと。大ちゃん、熱測るよ〜」
そして、熱を測ると、まさかの39℃を超えていた。
様子がおかしかったのは、大ちゃんも辛かったからなんだ。
山田「大ちゃん……ずっと、我慢してたんだね」
薮くんが倒れたことを知って、言い出せなかったのだろう。
でも、悪いのは、気づいてあげられなかった俺たちだ。
山田「ごめんね、大ちゃん……」
伊野尾「お、俺。熱さまシート買ってくる!」
いのちゃんが楽屋を飛び出した。
その間、高木と裕翔が、大ちゃんが吐いちゃったものを処理した。
知念と圭人は泣きそうになってる。
すると、光くんが、
八乙女「どうしよう……」
と呟いた。
八乙女「俺……。大ちゃんも具合悪かったのに、気づいてあげられなかった……。すげぇ、厳しいこと言っちゃった……」
山田「光くん……。大丈夫だよ。大ちゃんなら分かってくれる。それに、気づけなかったのは俺たち全員だよ。大ちゃんが起きたら、謝ろ?」
八乙女「……うん」
172人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぽにょ(プロフ) - はい!だいじょうぶです! (2020年4月1日 10時) (レス) id: e7855f859b (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - さちこさん» そう言っていただけて嬉しいです(*^^*) リクエストもありがとうございます!書かせていただきます! (2020年4月1日 0時) (レス) id: c64b31856e (このIDを非表示/違反報告)
さちこ(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございました。とても面白かったです!また、リクエストさせていただいてもいいですか?有岡くんが撮影中に足を怪我して我慢してしたけどばれて、メンバーに助けてもらうというのをお願いします!更新頑張ってください! (2020年4月1日 0時) (レス) id: 2c0660c46c (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - ぽにょさん» リクエストありがとうございます! 他の方のリクエストで、『名取先生が腹痛で藍沢先生に触診される』というリクエストをいただいたのですが、それと一緒でも大丈夫でしょうか? (2020年3月31日 23時) (レス) id: c64b31856e (このIDを非表示/違反報告)
ぽにょ(プロフ) - 名取くんの腹痛ネタがみたいです、! (2020年3月31日 22時) (レス) id: e7855f859b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:すず | 作成日時:2020年3月27日 1時