じゃんぷの元気印さんの体調不良。パート３

・ ページ49

次に目を覚ました時、僕は病院にいた。

金田一「佐木っ！ 分かるか？」

すぐ目の前に、先輩の顔があった。

佐木「先輩……」

美雪「佐木くんっ！ よかった……」

剣持「大丈夫かい？」

さらに、美雪先輩と剣持さんもいた。

金田一「よかった……」

佐木「あ、の、僕……」

美雪「佐木くん、まる2日も眠ってたんだよ？」

まる、2日……？ 嘘……。

金田一「よかった……佐木、生きて、て……」

すると、先輩が僕の体に倒れてきた。

佐木「えっ、先輩……？」

美雪「あー……寝ちゃったみたい」

剣持「はじめ、いつ佐木くんが起きてもいいようにって、この2日間ほとんど寝てないんだ。きっと、佐木くんが目を覚まして安心したんだろうな」

剣持さんが、隣にある簡易ベッドに先輩を寝かせた。

佐木「先輩……」

そんなに僕のことを心配して……。

美雪「はじめちゃんね、すごく反省してたの」

佐木「はんせい、ですか？」

美雪「うん。無差別殺 人の犯人がいるって分かってるのに、佐木くんを1人にしちゃった。だから佐木くんが襲われたのは、自分のせいだって」

佐木「そんなわけっ！ ……ったた……」

美雪「ああっ、まだ寝ててよ」

思わず起き上がろうとして、全身が痛んだ。

佐木「……先輩が、悪いわけないですよ。むしろ、僕は先輩に助けてもらえて、感謝してるんですから……」

美雪「……それ聞いたら、はじめちゃんも喜んでくれるよ」

佐木「……はい」


僕、いつも先輩に助けて貰ってばっかりだ。今回もそう。

……先輩、ありがとうございました。


ー 終わり ー

リクエストありがとうございました！
うまくリクエストに応えられたでしょうか？
書いているうちに、佐木くんがどんどん重傷に……。
今さらながら、金田一熱が高まっている作者です。前も、レンタルショップで借りてきましたよ、金田一。
佐木くんが可愛くて仕方ありません。(笑)

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お話がいっぱいになったので、移行します！

移行先でも、リクエストお待ちしています！

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